正解は、タイからやってきた『コスプレ観光大使』。
歴とした、タイ政府観光庁からの任命を受けた観光大使なんです。
タイの大学に通う現役の女子大生。インターネット上での投票で選ばれました。
来日して調布を訪れるなど、
日本の若者らと交流して、観光誘致を訴えました。
どうしてコスプレなのかって?
タイ政府は、どうしたら日本の若者にタイへ来てもらえるか考えました。
そこで思いついたのが、コスプレだったのです!
タイでも人気のアニメやコスプレを、
日本との文化交流の手段にしてしまおうではないか、と。
タイを観光で訪れる人のほとんどはリピーターで、シニア世代が多いのだとか。
新しく若い世代を掘り起こすために、コスプレ観光大使に一役買ってもらおうという発想。
たしかに、秋葉原で外国人に「日本の若者のイメージは?」と聞いたら
真っ先に「オタク」という単語が出てきましたので(秋葉原で聞いたから?!)、
タイ観光庁の発想も、あながち飛躍しすぎではないのかもしれません。
実際に秋葉原にいる「私はオタクです」と公言する人たちに話を聞いてみると、
「行ってみたい!」という人、
「日本で満足してるから、海外に行ってまではちょっと…。」
「お金がある人なら行くんじゃないの?」
など、様々でした。
ところで、
秋葉原では、AKB48の生写真をゲットするため行列ができていました。
並んでいたのは、スポーツが好きそうな、細マッチョの高校生たち。
自分のことを「オタク」と公言し、
「オタカツ(オタク活動)しに来ました〜!」と明るく言います。
もしや、『明るいオタク』人口が増えているのかな…と感じた取材でした。 |