春一番って、
立春から春分の間に吹く
南寄りの風のことを言うのだそうです（他にも条件があるけれども）。
もう、春分の日です。
風が冷たいです。
あの生ぬるい風に吹かれたいです。
春一番、今年は吹かないのかもしれませんねぇ。
もしそうなれば、１２年ぶりだとか。

ちなみに『春分の日』、
昼と夜の長さがだいたい同じになる日と言われていますが、
実際に東京で比べてみると…
2012年3月20日の日の出は5:45、日の入りが午後5:53。
実際には、昼の方が10分ほど長いということになるのかな？

この春が近いようで遠い日々を、皆さんどのように過ごされていますか？
松尾は先日、春を求めて梅を見に行ってきました。

しかし私が行ったところは、まだ４分咲き。
後ろを歩く人たちから、
「あ〜寂しいよ〜」
「満開だったらきっと綺麗だったんだろうねぇ」
と、恨めし〜い声が上がっていました。
いい時期を狙いすますためには、
インターネットで梅の開花状況を調べることをオススメします。
（後で調べたら、ちゃんと公式ホームページに載っていました。）
いつもはこの時期満開なのに、
今年の開花は、２週間ほど遅れているところもあるそうです。
そういえば伊豆の河津桜も同じくらい遅れて咲きました。
見頃になったと思ったらお祭り期間が終わってしまって、
主催者側がイベントを追加して対応に当たったとか…。
桜は･･･大丈夫かな？

春の行楽客を呼び込もうと、観光誘致などのニュースが目立つようになってきました。
この日は『東北観光博』の記事が。
東北６県に観光客を誘致してほしいと、秋田のなまはげが東京を訪れたそうです。
なまはげも懸命です。
東北地方の旅館・ホテルの宿泊者数は、
前年同期比で福島と秋田が４割減、山形が２割減だそうです（朝日新聞3月19日版）。
被災した太平洋側だけでなく、
日本海側も、風評被害で観光業が落ち込んでいるそうです。

温かい陽気に誘われれば自然と行楽地に足が向くもの。
なかば神頼みのようにして、桜を咲かせてみました。

気持ちだけは春です。
でもねっ、
春一番が吹かなくても、
梅の開花が遅れていても、
着実に春は近づいているように思うんです。

あとちょっとの辛抱。
花香る春が早くやって来ますように。

ちなみに、先日『やじうまテレビ！』内でメリルストリープさんにインタビューしました。

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