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1月5日 ジロチョーと私

私の母の親友は、絵本作家だった。
女性なのに、ジロチョーと呼ばれ口の悪いキュートな女性だった。
彼女の名前は、佐野洋子
母とは学生デモの座り込みで出会ったらしい。
母に負けず劣らずパワフルな女性だった。



ジロチョーが飼っていたミーニャはTVの上が定位置。今の薄型TVじゃ乗れない・・・ね。

去年亡くなった彼女の書籍や絵本がならぶ限定本屋さんが、上原で小さく開かれた。
スペースはこじんまりとしていたが、お客さんはひっきりなしに訪れ大盛況。
彼女の人気は健在である。
原画も公開され、彼女が描いた猫たちをうちの娘にも見せることができた。

彼女が描く猫とくに魅力的である。

え、なにか?と愛想のない表情。
上あごの裏まで見えるほどのあくび。
無防備に丸まって寝ている姿。
得意の流し目。
体中の毛を逆立てて怒るさま。

絵は描く人に似るものだが、その猫たちはジロチョーそっくり。
「あんたさぁ」彼女の口調そのまま、話し出しそうな猫たち。
力ある絵は、私たちに語りかけてくるのである。

ジロチョーの代表作『100万回生きた猫』はうちの娘に最初に買った絵本。
意味がわからなくても、0歳から読み聞かせている。
何度読んでも、大人でも子供でも面白い絵本。

ご覧になってない方は、一度手にとって読んでみてください。
大切な人にプレゼントしたくなる絵本です。

年末に写真の整理していたら、
ジロチョーの家で撮ったものが出てきて
それがお正月だったので



TVの横に鏡餅。

この時期にジロチョーについて書いてみることにしました。



掘りごたつでミカン。ジロチョー(手前左)に、私の祖母、母、姉2人、私。女の園。

もう、ジロチョーもいないし、あの空間もないけれど
絵本を読むと彼女の仕草、笑い声、歩き方、彼女の家の空気、匂いを思い出す。
私は今でも彼女からたくさんの幸せをもらっている。



庭を駆け回る。私は・・・5歳ぐらい?
   
 
    
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