「今、私たちがここに一緒にいることも奇蹟なのよ」
客席に向かってきらきらとした笑顔で彼女は言った。
私は大きく頷いていた。
心の底からそう思ったのだ。
彼女とは、愛華みれさん。
去年3月に発症した悪性リンパ腫を克服し、
今は天王洲銀河劇場で舞台に立っている女優さんである。 |

『きらめく星座』パンフレット |
『きらめく星座』作・井上ひさし
昭和15年。
浅草の小さなレコード店「オデオン堂」を営む小笠原家には、
お父さん、後妻のお母さん、逃亡兵の息子、娘、広告文案家、苦学生など
さまざまな人が集っていた。
太平洋戦争開戦の前年で、時代の大きな波にのまれ人生が決まっていく人々。
手に入ったたった1個の卵の食べ方について議論する人々。
軍歌・愛国歌が増えジャズや流行歌は軟弱だといわれても
流行歌を歌い続ける人々。
小笠原家にはいつも歌と笑いが溢れていた。
愛華みれさんは、小笠原家の後妻・ふじ役。
追い込まれれば追い込まれるほど明るく振舞うお母さんを
活き活きとさわやかに演じている。
客席に向かっていった言葉は、ふじの台詞ではなく
公演後のアフタートークショーでの愛華さんの言葉。
劇中の「わたしたちがゐる、いま生きてゐるといふだけでも
それは奇蹟の中の奇蹟なのです」という言葉を受けての言葉だが、
闘病中にこの舞台への出演を決めた愛華さんの言葉だから
よけい胸に響いたのかもしれない。
でも本当に生きているって素晴らしい!
奇蹟と奇蹟の連続で今がある!
『きらめく星座』を観ると心からそう思えます。
そして過去の戦争を含め、昔を今を未来を考えるようになります。
アフタートークショーの司会進行を務めた堂真理子アナウンサーはどんな風に感じたか。
聞いてみましょう♪ |

愛華みれさんの楽屋の前で |

堂真理子アナ |
「きらめく星座」を観て
舞台は昭和15年の浅草、小さなレコード店「オデオン堂」。
そこに暮らす、小笠原家とその周囲の人々の温かい物語。
「戦争」という厳しく辛い時代背景を描いていながらも、
人と人との繋がり、そして家族の絆の大切さを
改めて感じさせてくれる舞台です。
先週、公演後にトークショーの司会を務めさせて頂き、
主演の愛華みれさんを始め、
出演者の皆さんにお話を伺って参りました。
皆さん全員がこの舞台を愛し、
まるで本当の家族のように仲が良いんです。
「こんな素敵な家族を築いていけたら良いなぁ・・・」
舞台を見終わった後、心の中がぽっと温かくなりました。
皆さんも是非、ご自身にとっての「きらめく星座」を感じて下さい☆
劇中に歌われる「昭和のはやり歌」の数々も見逃せませんよ♪ |
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トークショー直前、ステージ上にて。
公演直後だったため、セットもそのままです!
トークショーの最後には、お客さんを含め、全員で歌を合唱するコーナーもありました。
会場全体が一つになりました! |
本当に会場が一つになったのです。
その幸せな空気をまとって、歌を口ずさみながら私も帰宅しました♪♪♪
来週5月22日の終演後にまたトークショーを行います。
お時間ありましたら劇場までお出かけくださいませ。
http://www.tv-asahi.co.jp/event/contents/2009_stage/0010/ |


出演者のみなさまの楽屋☆ |