今回の「題名のない音楽会」は、先週に続き、佐渡裕さんが芸術監督を務める「兵庫県立芸術文化センター」からお届けします。
ゲストは引き続き、大阪市音楽団…いいえ、「大阪市音楽Dahhhhhn！」の特集です。
アーティスティック・ディレクターを務める“アキラさん”こと宮川彬良さんと、“吹いて踊れる”吹奏楽団の楽しいステージをたっぷりお楽しみください。

まずアキラさんのお父様である作曲家・宮川泰さんの「ゲバゲバ90分」は、いまや市音の看板曲。楽しい振り付けで大盛りあがり！

そして今回は、アキラさんの作・編曲にもぜひ注目してください！
クレイジーキャッツの「スーダラ節」は、皆さんご存知の曲とは思えない、哀愁たっぷりの雰囲気に思わず涙が出そう！？
佐渡さんがお気に入りとして選曲したのは、「サウンド･オブ･ミュージック」から「私のお気に入り」。アキラさんのJazzyな編曲がとにかく格好良い！
そして吹奏楽の名門校・近畿大学吹奏楽部とともに、100人を超える大編成で送るアキラさん作曲の「大ラッパ供養」は曲調の変化に魅せられる、迫力満点の一曲です！

実は…この日の収録、終演後拍手が鳴りやまず、カーテンコール、そしてアンコールがありました。私が「題名のない音楽会」を担当して初めてのこと！
そのくらい、最後の曲が終わった後の拍手はあたたかく、客席全体が、大阪市音楽団と過ごした時間に「ありがとう！」「楽しかったよ！」という笑顔と想いに包まれていました。

私にとって初めての関西圏での「題名」収録。
心に残る、素晴らしい一日でした。

◇◇◇◇◇「題名のない音楽会」公式ウェブサイト◇◇◇◇◇
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