幸四郎さんのミュージカル人生のスタートである、『王様と私』から、まずは序曲を演奏。「王様」役を15年にわたり500回演じ、ついには演劇の本場ロンドンのウエストエンドで、現地のカンパニーと207回もの上演を成功させました。
また、幸四郎さんはテレビドラマで出会ったというビゼーの交響曲を、オーケストラで聞いていただきます。
そのほか、昔学校の授業で「邦楽とクラシック音楽の聴き比べ」をした経験があるという幸四郎さんの提案で、今回は「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」と、歌舞伎の長唄として有名な「娘道成寺」を聞き比べます。弦楽合奏と三味線の違いを堪能していただきます。
そして、ご自身最大の代表作のひとつと言える主演ミュージカル「ラ・マンチャの男」は、この夏上演数1200回という記録を樹立します。日本のみならずブロードウェイでも主演を務めた幸四郎さんに、ブロードウェイの舞台を思い出しながら英語バージョンで「見果てぬ夢」を歌っていただきます。
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