物語の核を握る少年ダッケを演じたのが、なんと、あの野沢雅子さんなのです。
世代を超えて、
それぞれのキャラクターを通し、
子供時代の思い出として、
記憶に刻まれているというよりもさらに根源的な。
「刷り込まれている」と表現したくなるその声。
大声優、野沢雅子さん。
いなかっぺ大将、鬼太郎、えん魔くん、ガンバ、怪物くん、悟空・悟飯・悟天・・・
アフレコは基本的に(別録りする部分や役もときには存在しますが)、
舞台のように一気にみんなで演じ、収録します。
短い部分部分をそれぞれが録るのではなく、
「よーいドン」で始まったら、基本長い間止まることはありません。
絵にあわせて、登場人物分の声優さんたちが
かわるがわるマイクの前に立ったり退いたりしながら一気に録るのです。
流れに乗って相手のお芝居に呼応しながら、
かつ絵の動きにぴたりと合わせていく。
みじかくここだけ、という性質の録り方であれば、
ある程度決めてかかれるかもしれませんが、
そうではないから、それが難しいところであり、醍醐味でもあるのですね。
そのような状況で
一緒にアフレコすることができることになったわけですから、さあ大変!☆
野沢雅子さんの、
プロフェッショナル中のプロフェッショナルな仕事を、
とくと、
同じ空間に立ち、直視直聞きすることができたのですから!!♪
……♪
ひゃあ
ぶっとびましたよ><
野沢雅子さんのアフレコは、
もうなんというか、上記の状況での仕事が完璧なのは当然中の当然で、
その上の上の上の次元☆
なのでした。
野沢さんが声を放ち始めたとたんに、
そこに描かれている線画が、絵ではなくなる。
まさにその瞬間。
魂が吹き込まれたように、息づき始める。
呼吸のしかたブレスまでもが、ノイズではなく完成されているという神業☆
目の当たりにし、かたまりました。
声量にも度肝をぬかれ、
かつ、ボリュームがあるのに憂いのある声の表情に打ち震え…
ずばり、感動しました。
物語の核をにぎる少年ダッケ!
野沢さんのダッケに、ぜひ注目です!
そしてそしてまだまだ♪
映画ドラえもん[のび太と奇跡の島 アニマルアドベンチャー]には
プロが集結しています。
|