正式には、ガスコンバインドサイクル発電といわれています。
まさに、ガスと蒸気の合わせ技の発電システムというところでしょうか!?
また、このガスコンバインドサイクル発電では、CO2の排出量も石炭火力の半分以下と、非常にエコな発電システムでもあります。
そして、今、アメリカでシェールガスという新しい天然ガスが大量に発見されたおかげで、世界の天然ガス市場では供給量が劇的に増え、価格も下がる傾向にあるのです。
このシェールガスは、アメリカだけではなく世界中の多くの地域にも存在すると見られていて、新しいエネルギー源としてその可能性は大きく拡がっています(残念ながら日本にはないようですが、最近価格が高騰傾向にある石油よりも大幅に安く輸入できることになります)。
こうした中、東京都も石原知事や猪瀬副知事が、東京湾にこのガスコンバインドサイクル発電所を新たに作ることに前向きな姿勢を示しました。
ガスコンバインドサイクル発電は非常にコンパクトな敷地に作れます。川崎にあるガスコンバインドサイクル発電所は、福島第一原発の60分の1という非常に小さな敷地で、原発1基分の発電能力を持っています。
東京湾の埋立地の空いているスペースに新たに建設することも十分に可能なのです。
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