- 181cm
- 東京都
- 暁星高校→早稲田大学
- 2010年4月1日
- 射手座
ウルトラこんにちは!
8/7朝、甲子園に向かう新幹線でこの記事を書いています。
いつぶりのコラム更新になるでしょうか。
そろそろ面倒臭がり屋からの脱却を図りたいと、思っては、います。
さて。
バルセロナ、行って来ました。
入社四年目。初めての世界水泳。
パラオ・サンジョルディ特設プール。外観。
全てがキラキラしていて、大げさでなく夢の中にいるようでした。
それは、選手のみなさんの姿はもちろん、
いろーーーんな国・地域から来ている観客の声援や
各国のメディアの一喜一憂、
全部ひっくるめて
心の震えが止まりませんでした。
感動っていう言葉じゃ
ちょっと物足りないような
五感で捉えたものが脳を介さずに
心に突き刺さる感じ。
勝手に涙腺が「動き」出して、堪えるのに必死でした。
この感覚が味わえるから
僕はスポーツが大好きです。
中の様子
コースロープで選手と選手の間には確かに仕切りがあって、
もちろんそれぞれに国も違います。
でも、レースが終わったら選手たちはコースロープの上で互いに握手をする。
金メダルをとった人がどこの国の人でも、
周りよりすごく遅くフィニッシュした選手が誰であろうと
色んな国旗を持った人がスタンドから分け隔てなく選手に拍手を送る。
「あー、なんだか自分はちっちゃいな・・・」って、何度も思いました。
寺川綾選手の表彰式
それともうひとつ。
アナウンス部の森下さん・吉野さん・清水さんはじめ、たくさんの中継スタッフの中で、今回僕は最年少でした。
自分は後輩にしてはきっと生意気だし
至らないところもたくさんあるのだけれど、
実況し終わって、
スタッフルームに実況資料とともにたくさんの課題や反省を抱えて帰ってくると、
本当にいつも、具体的なアドバイスをもらいました。
また、ごくたまに「ここは良かったぞ」なんていう言葉が先輩たちから注入されて
どこまでも、
恵まれた環境だなぁと感謝するばかりでした。
実況席にて。
あっという間の10日間。
でも、とてつもなく濃い10日間でした。
もうすぐ新大阪駅です。
今度は、甲子園で高校球児の直向きさに心震わせてきます!!
アナウンス部の先輩三人の背中。いつか追いつき、追い越せるように。