いよいよ半年後に迫った南アフリカワールドカップ。
組み合わせ抽選会も終わり、日本が入ったグループEはカメルーン、オランダ、
デンマークと、いずれも日本よりもFIFAランキング上位の国ばかりが名を連ねる
非常に厳しい組み合わせとなりました。
アジア予選の段階から「世界のベスト4を目指す。」と言ってきた
岡田監督や選手達も、ようやく具体的な目標が見えてきて、
またスイッチを入れなおしたところではないでしょうか。
さて、一方私たちはと言うと、まず日本が戦うグループリーグの3試合を
どの局が中継するかというのが大きなポイントです。
過去2大会連続で日本の試合を中継しているテレビ朝日としては、
やはり今回ももちろん地上波での中継を希望しているんですが、
やりたいからと言って出来るかというと当然そんなに簡単なものではありません。
ワールドカップやオリンピックの場合、単独局で放送することが困難なため
「ジャパン・コンソーシアム」(以下JC)という放送局の代表組織を作り、
そこでお金や人員などを協力し合って日本に向けて放送するシステムですが、
当然「放送権」も、局ではなくJCにありますから、今度はJCが持つ権利を、
各局がくじ引きで獲得していくんです。
過去2大会も同じようなくじ引きがあり、そのいずれもテレビ朝日の代表者が
見事に日本戦の中継権を獲得してきました。
こして今回の代表者が、板橋順二編成部長。 |