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身長
175cm
出身地
東京都
出身校
法政第一高校→法政大学法学部
入社年月日
2010年4月1日
星座
牡牛座

2015/4/10 ラーメン愛

迎えました新年度。

めでたくこの春から入学、入社という方や
新しい環境に身を置くという方もいらっしゃると思います。

私は入社1年目からお世話になっている朝帯の情報番組「グッド!モーニング」で
1年半ぶりにニュースリポートを担当することになりました。
日々、何が起きるかわからない大好きな現場取材に戻れるということで
新鮮な気持ちで新年度を迎えています。

 

 

さて、これまで以上に気合を入れなければ。
私生活でも心機一転、新しいことを始めよう!!!

 

ということで・・・

 

こちら。

 

 


「自宅でラーメンをつくろう」
やってみました。

 

 

学生時代から始まったラーメン店食べ歩き。
現在でもひと月に10杯以上のラーメンを食べるほど
その熱は衰えることを知らず・・・
ついに念願のラーメン作りに挑戦することにしました。

 

挑戦するのは、
あの人気ラーメン店「二郎」へのオマージュを込めた作品。

 


これで約5人前

 

インターネット上にあふれるラーメン界の諸先輩方の情報を参考に、
豚骨1.2kg、豚肉ブロック1kg、背油400gのほか
キャベツ、もやし、玉ねぎなどの野菜や調味料を用意。
麺は市販の極太麺を採用しました。

 

 

まずは豚骨の下処理からスタート。

30分ほど豚骨を茹でてアク抜きをしてから水洗い。
黒くなった血合いの部分を丁寧に手作業で取り除きます。
さらにキレイになった豚骨をハンマーで半分に割ると
中の髄がお目見えです。

 


ここからじっくり出汁が出てくる!らしいです。

 

豚骨に加え、豚肉ブロック、背油、野菜を鍋に投入。
これらが浸るくらいの水でグツグツと煮込んでいきます。

 

 

2時間半ほどして火の通った豚肉を取り出し
しょうゆ、みりんなどを煮詰めた“かえし”(タレ)に漬け込みます。


  • 柔らかく煮込んだ肉
  •  
    ニンニクも漬けた“かえし”


豚肉には“かえし”が程良く染み入り、
“かえし”には豚肉の旨味が移るという相乗効果。

 

さらに鍋から背油や野菜も取り出し
豚骨のみを残して弱火でじっくりと煮込んでいきます。

 

 

と、ここで遅れてきた友人が菅原家へ到着し一言。

 

「うわっ、ケモノシュウ(獣臭)が半端じゃない!!」

 

そう。まさに濃厚豚骨ラーメン屋の前を通りかかった時のアレ。
スープ作りに没頭していたため全く気が付いていませんでしたが
ツンと鼻の奥を刺激するような臭いが家中に充満していたのです。

 

部屋干ししていた洗濯物やカーテンなどあらゆる物が被害に遭っていましたが
ここまで来たらもう知ったこっちゃありません。
スープとの対話を続けていきます。

 

 

さらに3時間ほど煮込んでいくと・・・
徐々にスープが茶色くなってきました。

 


だいぶ煮詰まりました

 

こうなれば、しっかりと骨髄から出汁が取れた証拠です。きっと。
豚骨の下処理から始まること6時間。
ついにスープが完成です!!

 

茹でた極太麺を、かえしと合わせたスープに沈め
ヤサイ、ニンニクをたっぷり盛り付けたら、出来上がり!

 

 

いやぁ、絶景かな。
我ながら美しい盛りです。

 

早速スープを一口。ズズズ。

 

ん?二郎ではないな。

 

でも・・・美味い!!!

 

 

二郎特有のガツンとくる強力な旨味とは少し違いましたが
豚の甘みがしっかりときいた見た目よりも優しいお味。
極太麺との相性も抜群でした!

 

友人からも「ラーメン屋の味!」と上々の評判。
この言葉に気を良くし、
次は「自家製麺を作る」という新たな野望も湧いてきました。

 

ただ、ラーメン作りをしてから約1週間。
湿度が50%を超えるほど部屋中に消臭剤を散布しても
いまだ豚骨の悪夢から逃れられていません。

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