2014/7/4　本場を体感

Ｗ杯も佳境を迎えつつありますね！

残念ながら日本はグループステージ敗退となってしまいましたが、
世界のトップクラスは素人でもわかるほどスピードも技術も圧倒的で
思わずテレビ画面に見入ってしまう日々が続きます。

ブラジル大会が始まった６月以降は、
出演している「グッド！モーニング」のイマ知る・ラボでも
応援グッズや料理などブラジルに関連する取材が増えました。

ブラジル人街があることで有名な群馬県の大泉町は、町内人口の約１割がブラジル人。
東日本大震災の影響で一時、大泉町を離れる人が増えてしまいましたが
最近になりようやく人口も徐々に戻ってきたそうです。

食堂で本場・ブラジル料理を堪能しつつ町の人に色々と質問をしてみたのですが
面白かったのは日本で生まれ育ったブラジル人の女の子に、
「日本とブラジルどちらが好き？」というちょっと意地悪な質問をしたとき。

すると、間髪を入れず「日本！」と答えました。

「なぜ？」と聞き返すと、
「ブラジルでは街を歩いているだけでずーっとナンパされるから。面倒なんですよね」
とのこと。笑

南米の男性は非常に情熱的なんですね。

続いて向かったのは埼玉県上里町にあるプラジル人学校。

ここで音楽の講師を務めているイヴォ・ベソアさんに
「カシローラ」という応援グッズの使い方を直接、指導してもらいました。

「カシローラ」は、アフリカ発祥の楽器「カシシ」からヒントを得て
サッカーの応援用に使いやすく大量生産ができるように改良したもの。
プラスチックでできていて驚くほど軽く、
中に小さな粒が入っているのでマラカスのように振って音を出します。

ブラジルの国内リーグでは日常的に使われているようですが、
今大会では「カシローラ」はスタジアム内の持ち込みが禁止されています
興奮したサポーターによってピッチに投げ込まれて
選手がケガをしたり試合が中断することを防止するためなんだとか。

前回の南アフリカ大会のときには
あのブブゼラが流行っただけにちょっと残念ですね。

実はイヴォさんはブラジルで有名なミュージシャン。
素敵な歌声とともに“ラテンのノリ”を体験させてもらいました。

これまで私の中で「遠くて遠くて遠い国」というイメージの強かったブラジルですが、
食べ物や風習などを知っていくととても身近に感じてくるから不思議。
今年の夏休みにはヨーロッパ方面への渡航を画策していましたが
俄然ブラジルも候補として赤丸急上昇なう、です。うーむ。

そして。

Ｗ杯とはまっっったく関係がないのですが！
取材の帰りに群馬県内で食べた佐野風ラーメンが美味しかったので
休みの日に本場・栃木の佐野ラーメンを食べ歩いてまいりました。

１軒目

「店構えが気になる」という理由でたまたま入った２軒目のお店が、
なんと私が幼少の頃から応援しているプロ野球チームで活躍していた選手のご実家！！
ラーメンを食べながら当時の思い出話に花が咲いてしまいました。

ワンタンを思わせるようなモチっとした食感の平打ち麺。
スープは豚のダシがしっかりと出ていて意外に濃厚。

偶然の出会いに感謝。もちろん味は最高でした！
やっぱりなんでも本場が一番ですね。

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