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6月7日 感動のフィナーレ!?谷川真理駅伝大会 前編

「やじうまランニング倶楽部」が発足して半年余り。

通称“コザック”こと「やじうまテレビ!」スタッフの小坂監督と、
熱血・川島アナの指導の下、練習に練習を重ねてきました。

全ては表彰台に上がるために・・・
市民駅伝の最高峰「谷川真理駅伝」で。

日に日に部員は増えていき,
チームも男子の部と男女混成の部に
それぞれ1チームずつ出場できるまでになりました。



この日はなんと野村アナ・島本アナら、
駅伝メンバー以外も集まって合同練習。
 これぞ美ジョガー!!

出場チーム数は、男子の部と男女混成の部を合わせると2000チーム以上!
会場の荒川河川敷には、選手や応援する人がたくさん駆けつけました。
食べ物の出店からは良い香りが漂い、その様子はまるでお祭りのよう♪



午前9時。すでに体感では軽く30度超え!

まず炎天下で走ることのないメンバーにとっては過酷すぎる快晴!
「午後から雨が降る」って、気象予報士・依田さん
おっしゃっていませんでしたっけ!?



絶対焼きたくない!
駅伝会場とは思えない日傘スタイルの大木アナ


木陰を陣取り、両チーム揃って準備開始


「2119-1」混成チームのゼッケン。
一走の松尾さんがつけます。

互いにゼッケンを付けあっていると
ここで川島アナからメンバーにサプライズ!

「やじうまテレビ!」特注ゼッケンが新しくなり
なんとテレビ朝日のマスコットゴーちゃんをあしらいました!!!



川島アナとスタッフ吉尾のお手製です。
2時間掛かりました。

周囲の注目を集めること間違いなし!
メンバーのテンションが一気に上がります。

今回「やじラン」チームでは個々人も目標を設定。
1区:小坂監督は、17分30秒
2区:菅原は、18分00秒
3区:番組AD 駅伝初登場のバド吉尾は、20分00秒
(※練習では20分38秒の好タイムを出しているだけに可能性あり!)
4区:川島アナは、18分30秒
合計1時間14分で走りきる計算です。

そして、各々軽くウォーミングアップを済ませると、
午前9時半、いよいよ男子の部がスタート!

「やじラン」チームはいつもの通り、
コザック監督でスタートダッシュを掛ける正攻法で勝負です!!



約1000チームが一斉にスタート!しますが、
これまでに見たことがない猛ダッシュ!!
思った以上のハイレベル間違いなし・・・

1区から4区まで全員が同じ5キロをつなぐ今回の駅伝。



異様な暑さの中、激走!いけコザック!!


これまでの駅伝でもメンバーではダントツの速さで
チームを流れに乗せてきた男がいつも以上の激走!

現役を上がったばかりのメンバーも多数集う1区で上位争い!!

「谷川真理駅伝」で表彰台!
人一倍この目標に執念を燃やしていた監督が、
この時期としては考えられないぐらいのうだる様な暑さの中、
なんと「お台場」や「AirRun駅伝」を上回る
17分15秒の好タイムで襷リレー!



エースの激走も「かつてないレベル」
先頭からは1分20秒差の16位で2区菅原へ!

想いの詰まった襷を受ける2区筆者・菅原


確かに受け取りました!その襷。


監督から受け取った襷の重みを感じながら
大学駅伝並み?の猛スピードで突っ込むと、
なんと最初の1キロ「3分5秒」。

前回のAIR・RUNでも3分10秒台で突っ込み
後半失速した苦い経験がありましたが、それを更に上回るタイム。
まったく学習していません。笑
こうなってしまえば「知ったこっちゃない!」と、開き直って飛ばします!

思えば「やじうまランニング倶楽部」が発足した頃、
川島アナとコザック監督の燃える気持ちに
正直、ついていけていない自分がいました。

その気持ちを見透かし、川島アナは言いました。
「趣味で中途半端な奴は、仕事でも中途半端なままだ。」

負けず嫌いの私の心に火が点きました。
それからというもの、
「川島アナには絶対負けない!!!」
その一心で練習を重ねてきたのです。(実は。川島さん、申し訳ありません。)



5月7日(土)
土砂降りのなか練習した時もありました。
雨ニモマケズ・・・

30度近い暑さに頭はクラクラ。
モワッと重たい空気はなかなか肺に入ってきてくれず。
何人を抜き、何人に抜かれたかもう分かりません・・・。

ただもらった順位は絶対に落とさない!
後半失速しそうになる自分に活を入れ続け
ひたすら体を前に運ぶと、競技場で待つ3区バド・吉尾の姿が!



力は出し切りました!
高めに設定した目標には届かなかったものの、
自己ベスト18分13秒で襷リレー。

至極順調の「やじうまラン二ング倶楽部」
しかし、懸案は3区バド・吉尾。

この3月に大学を卒業したばかりで、テレビ業界に入った新人AD。
同じスポーツ班の先輩ADパル太田が出られないことになり、
急遽、出場を決めたのが大会の2週間前。

それでも大学で4年間、
体育会バドミントン部で鍛えた体力と根性はさすがでした!



全身川島アナに借りたランウングウエアで懸命に走る22歳!
ちなみにあだ名の「バド」はバドミントンのバド。
安直ですが「分かりやすいから」と川島アナが命名。

短い時間の中で効率よく練習した成果を見事に発揮!

最初の1キロからずっと辛そうな顔のままでしたが、
競技場に入り、川島アナから「ラスト!バド!!」と声が掛かると、
渾身のラストスパートを見せました!!



直線で2人抜き返したバド吉尾!よくやった!
時間を追うごとに暑くなる中、
20分42秒でアンカーへ襷リレー!!

さあ、いよいよラストの4区
ランニング倶楽部の発起人・川島アナ

いつもの川島アナからするとアップ段階から言葉数も少なく、
大会にかける気持ちがヒシヒシと伝わってきます。



なんと野球の全国大会に出場し
この日の朝、名古屋ドームから帰京した川島アナ。
相変わらず超人的なスケジュール。

厳しい言葉とは裏腹に、後輩想いの川島アナは
よく練習後に「たんぱく質摂取だ!」と、ご飯をご馳走してくれました。



たんぱく質と炭水化物が同時に取れる牛丼は
ランナーのヘビーローテーション。
この日はカレーに浮気です。

川島アナのお宅にお邪魔して、家族と一緒に食卓を囲んだことも。

このご褒美があったから
土砂降りや、翌日早朝出勤とは思えない夜9時半までの練習でも、
自分たちは川島アナについていったのかも知れません。

「駅伝は一人だけの力じゃないから頑張れる。」

川島アナが駅伝を始めた当初に語っていた言葉の通り
常にどこかを痛めている身体に鞭を打ち、
3人がつないできた襷の重みを感じながら懸命の走りを披露!


鍛えすぎの体。
浮き上がる血管。

そして、
4キロ過ぎに追いついたチームのアンカーと並走して競技場へ!!



ラスト20メートル!どちらも負けられない!!

“並んだら負けない”
その姿はまさに怒涛の追い込みを魅せるサラブレッド。



踏み出す足のタイミングまで同じ!

わずかに川島アナがリード!

周回遅れのランナーをごぼう抜き!


一分一秒でも早く!

プロカメラマン並みの連続写真の数々。
やじうまスタッフの野田さんにわざわざ撮って頂きました!
多謝感激!!

 

最後は川島アナが体ひとつ分抜け出し・・・!!

 

歓喜のゴーーーーール!!!

 

天を仰いで倒れこみます。



ゴール後の恒例。もう走れません。

その姿を撮る飯村アナ。
この後、待ち受ける辛さをまだ知りません。

アンカー川島アナもほぼ目標通りの18分34秒!
4人の合計タイムは目標通りの1時間14分44秒!!



最高の開放感に満足感!
耐えて走って良かったと心から思う4人!

かつてないハイレベルのレースで、
優勝チームからは10分ほど離され表彰台ははるか遠かったものの、
参加チーム数から考えれば大健闘のジャスト20位




表彰状を手にしたコザック監督のその瞳には
うっすらと涙が浮かんでいました。



監督!お疲れっ!!

 

後編へ続く・・・

   
 
    
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