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11月19日 清水アナの突撃!目撃!星野JAPAN #2
日本代表・中日ドラゴンズがアジアシリーズを制し、
日本代表3連覇を果たしました。
でも、正直言って危なかった・・・。
このシリーズ、僕は中日vs台湾代表・統一ライオンズ戦の実況を担当しました。
とにかく、試合が重かった。
重苦しい空気が東京ドームを支配していました。
ゲストに来ていただいた星野野球日本代表監督が言っていました。
「とれる時にとらないと、こうなる。」
まさに中日の試合運びがそうでした。
思い起こせば、メダルを逃したシドニー五輪・韓国との3位決定戦も、
金メダルの夢ついえたアテネ五輪準決勝オーストラリア戦も、
本当に重い試合でした。
相手投手が素晴らしいピッチングをし、なかなか点が取れない。
いつかとれる、そう思っているうちに終盤。
我慢していた日本のエースがついに点を許す。
今回の中日vs統一のゲーム、
統一の先発は藩威倫(はん・いりん)というピッチャーでした。
今シーズンの台湾リーグ最多勝、
もちろん北京五輪アジア地区最終予選の代表候補です。
この日の球速は135km程度。
フォームを見ていても、特に力感があるわけでも闘志を感じるわけでもない。
でも、中日打線は、なかなか打ち崩すことはできませんでした。
いつかとれる、でもとれない、まずい。
その気持ちが重みとなって、選手にのしかかってくるのです。
これが国際試合の怖さ。身をもって知りました。
この日、中継中はもちろんですが、
放送前、CM中、その後の報道ステーション出演前の控え室などで、
星野監督の話をたっぷり聞くことができました。
ここでは書けないような、具体的な選手起用のプラン、対戦相手の特徴、
そして最終予選にかける闘将の思い。
負けるわけにはいかない戦いまで、気づけばもう2週間ちょっとしかありません。
星野監督は、「ここまで本当に早かった。」と話しました。
アジアシリーズのように重苦しい試合になることも十分予想されます。
でも中日ドラゴンズがそうだったように、最後に勝てばそれで良し。
星野JAPANを信じましょう。
野球 北京五輪アジア地区最終予選の詳細はこちら
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