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2月21日 ナゼダス調査隊長報告書 vol.3

先日、ナゼダス調査隊では外国人の万引き犯罪について放送しました。
実際に私も現場であるドラッグストアに行き、
Gメン(警備員)に密着取材をしました。

現在、外国人による万引き被害で、ドラッグストアは悩んでいます。
高額の化粧品や衣料品を、一度に数万円分も盗まれてしまうのです。
しかも、それら盗まれた商品は質屋を経由して海外に運び出されるというから、
まさに闇のビジネスが成立してしまっているわけです。

さて、こんな前フリをしておいて恐縮ですが、
実は今回、外国人万引き犯を捉えることはできませんでした。
ただ、あるショッキングな出来事があったのです。
それは、ある2人組の万引き犯をGメンが捕まえたときのこと。

その二人組は、店内をしきりにうろうろしていて、Gメンも
「あいつ絶対やるよ。」
と、ずっとマークしていました。

そして案の定万引き行為をしたので、Gメンが捕まえて話を聞くと・・・
なんと、その二人は兄弟だったのです。
16歳の兄と13歳の弟。
僕は、本来ならば止めなくてはならないはずの兄が共犯だったことに
ショックを隠せませんでした。

ただ、今回のケースは、これだけでは終わりませんでした。
警察署に連れて行かれる際、
我々テレビカメラに向かって、兄が後ろを向きながらVサインをしたのです。
さらには、パトカーの中から、二人は何度もVサインをしていました…。
あれだけ、悪いことだとGメンや店員に言われたのにもかかわらず、
全く反省の色がないように感じたことで、
私は一瞬、リポートをしなくてはならないのに、言葉を失ってしまいました。


この行為、本人はどういうつもりだったのでしょうか

なぜ、悪いことをしたと思って反省をしてくれないのでしょうか。
何よりも、人に迷惑をかけていることをなぜ考えないのでしょうか。
あの二人が、自分の犯した行為を猛省することを祈っています。
「ナゼダス調査隊」
スーパーJ チャンネル(月〜金 16:53 〜 19:00) 
木曜日コーナー
http://www.tv-asahi.co.jp/super-j/
   
 
    
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