スタンドは超満員です。

仕事の内容は、一言で言ってしまえばリポーター。野球は５回が終わると、グラウンド整備に入ります。その時間に、中継の中でアルプススタンドの応援の様子をリポートするのです。
「サンサンリポート」というこのコーナーは、試合前に応援団等に取材をして、これは！と思うネタを紹介するものです。

ディレクターと念入りに打ち合わせ。

これを、大阪の朝日放送の人と二人一組になって作り上げていくのですが、アルプスのものすごい熱気というものを肌で感じることができました（本当に熱くて暑いのです）

必死に声援を送る野球部員。	生徒たちも固唾を飲んで戦況を見つめます。

自分がリポートをする学校には当然愛着が湧いてきます。僕もアルプスで試合展開に一喜一憂していました（リポートの時に声がかれるほど応援に夢中になってしまった僕を許してください・・・。）

思わずスタンドでガッツポーズ！

そんな中、実は一つ気になることがありました。
それは、僕がリポートする学校はかなりの確立で負けてしまったこと。そんな僕を人はこう呼びました。「疫病神」と（笑）
東北高校が負けたとき、リポートをしたのは僕です・・。横浜高校が負けたとき、リポートをしたのは僕です・・・。僕がリポートをして負けてしまった高校の皆さん、ほんとうにすみませんでした・・・・。
しかしそんな僕でも、史上初の北海道勢として全国制覇を果たした駒大苫小牧高校を、準決勝・決勝とリポートしたのです！！（どうだ！もう疫病神だなんて言わせないぞ！）
優勝が決まった瞬間、感動しすぎて、アルプススタンドで思わず涙がこぼれてしまいました。

サッカー少年だった僕は、高校野球にはまったく縁がありませんでした。しかし、今回甲子園に行ったことですっかりはまったのです！
リポートにご協力してくださったみなさん、ありがとうございました！
そしてなによりも、選手をはじめとした関係者の皆さん、熱いドラマをありがとうございました！！

PS. 皆さん、甲子園で高校野球を観戦するときは、アルプススタンドで観戦することをお勧めします。ぜひ、お試しあれ！