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身長
181cm
出身地
東京都
出身校
都立竹早高校→
早稲田大学文化構想学部
入社年月日
2011年4月1日
星座
蟹座

2016/2/1  「ジャパンラグビーの未来」

1月24日(日)
ジャパンラグビートップリーグLIXILカップ2015-2016ファイナル
「パナソニックワイルドナイツ東芝ブレイブルーパス」
が秩父宮ラグビー場で行われました。

BS朝日で生中継、
テレビ朝日でもGET SPORTSで放送。
私はリポーターとインタビュアーを務めさせていただきました。

去年から続くラグビー人気もあり、
今年のファイナルはチケット完売、会場は満員。
もうラグビー中継は5年連続で担当させていただいているのですが、
ここまで観客で埋まったのは今回が初めてです。

試合も熱戦、
27対26と1点差でパナソニックワイルドナイツが勝利し、
3連覇達成。
最後まで目が離せないハラハラドキドキの展開で
ラグビーの魅力がすべて詰まったスリリングな試合となりました。


暗くてスミマセン・・・・・

強く心を打たれたのは。
試合後のパナソニック田中選手の言葉。

「夢に描いていた光景です、最高です」

田中選手の目から溢れた涙は止まりませんでした。

日本では野球やサッカーなどのメジャースポーツと比べて
ラグビーはまだまだ国民的な知名度があるスポーツとは言えないのかもしれません。
去年のラグビー日本代表の活躍もあり、
その勢いのまま臨んだ今シーズンのトップリーグは、
どの選手にとっても、
「ラグビーをメジャースポーツにする」
という強い意志と使命感をもって臨んだ
特別なシーズンだったはずです。

取材中、選手たちは
「ラグビー界の未来のために」
という言葉を何度も発し、
ラグビー人気をW杯だけでは終わらせたくない決意のようなものが
強く伝わってきました。

特に田中選手は競技人気向上のために身を粉にしてきたとあって、
この大歓声に包まれる雰囲気がたまらなかったのではないでしょうか。

超満員のこの光景を何度も夢に描き、
幾度も挫折を味わってきた。
「ラグビーをメジャースポーツにする」
その重圧と責任はきっと想像を絶するものがあり、
だからこそ
最後に見えた景色は格別だったに違いありません。

この瞬間に立ち会あえたこと、
この瞬間を見られたことは、
アナウンサー冥利に尽きます。

2019年には日本でW杯が開催されます。
去年からのラグビー人気はW杯へ向けた
その第一歩に過ぎないのだと思います。
1年1年確実に進化を続けるラグビーの更なる成長と認知度向上を願って、
屈強な男たちの戦いはこれからも続いていきます。
その毎年の進化をずっと
この先もアナウンサーとして見ていきたいと思いました。


翌日のスポーツ紙にも大きく取り上げられていました

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