前の記事を読む 次の記事を読む  

トップ > パーソナルトップ > プロフィール トップ > エッセイバックナンバー
 
 
8月8日 初めまして。新人アナウンサー野上慎平です。

初めまして。2007年4月入社の新人アナウンサー野上慎平です。
以下、自己紹介と共に、僕の足跡をほんの少し記したいと思います。


2910g。生まれた僕は男の子。
女の子だろうと信じて止まなかった父は、名前を「ありさ」にすると決め込んでおり、新たな命の誕生にもため息一つ。
名づけを放棄したとかしなかったとか・・・。
「何でも良い」という議論の末、ようやく決まった「しんぺい」という名。
漢字は慎平。
名字は野上。
「野上慎平」が誕生した。

やんちゃっ子。それでも何故か淋しがり屋さん。

幼少期。
祖母に抱かれ、毎日泣きながら、働く母の帰りを待った。
唯一母親に恋をした時代。
髪型は常に丸刈り。
父親が「それが一番良い」と決めていたそう。

小学校時代。
バングラデシュで過ごした。裸足で駆ける友達が出来た。
でも唯一日本に恋をした時代。
現地で空手を始めた。髪型は常にセンター分け。
自分で「それが一番良い」と決めていた。

中・高校時代。
多感な己。血気盛ん。猪突猛進。
唯一恋に恋をした時代。
陸上競技に想いを馳せた。でも、怪我もしてそこまで速くは走れなかった。
そこもまた僕。多々多々空回る。

大学時代。
地元岡山県の田舎を離れ早稲田大学へ。
東京はぐるぐる。早かった。
唯一岡山に恋をした時代。
それでも「慣れ」とは恐ろしい。
気付けば、麻雀ビール時々学校、のスタンスが定着した。
でも学園祭には本気で取り組んだ。
大学2年時にWaTをお呼びして3000人の前で司会をした。
あの時はまさか自分が本物のアナウンサーになれるなんて思いもせず・・・。
やんちゃっ子の本領が遺憾なく発揮された4年間。あっという間だった。


必死に、直向きに駆けてきた22年間。
2007年4月。
一つの分岐点に立たされた時、テレビ朝日アナウンス部が僕を迎えてくれました。
「こんな僕」を受け入れてくださった会社に本当に感謝しています。
そして同時に「こんな僕」を採ってくださったということを忘れず、
「こんな僕」のまま突っ走っていけたらと思っています。

背伸びはしない。手抜きもしない。反省は必ずする。
大胆に、それでいて細やかに。
軽く、それでいて深く。

これからの40年間。
唯一「プロのアナウンサー」に恋をする時代。
プロへの憧れ。
いつになっても止まることなく進化し続けるんだ、という気概を胸に奮闘します。

皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

   
 
    
前の記事を読む 次の記事を読む  

トップ > パーソナルトップ > プロフィール トップ > エッセイバックナンバー