森下桂吉

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普段はどんな人?

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   森下アナの素顔☆

'すげぇ'人です。
①どんな大舞台でも、実況直前に森下さんがすることはただひとつ。

目を閉じて一本のタバコを吸う。

ふぅっと息を吐き、何も語らず放送席に戻り、
そして、生中継が、始まる…。

焦らないし、動じない。

勝負が始まる時間がやってきたことを、
サダメとして受け止めているかのように。

②「お疲れさまです」

例えば20人いる部内に入る時、全員に向けて挨拶をしたとして、 最も大きな声で「お疲れさま」と返してくれるのが森下さん。

例外なく、どんな時も。どの部員に対しても。

まるで若手にまで、敬意を表してくれているかのように。

③出張に行けばそこの「ご当地グルメ」を食べたがる。
そして必ず、それらを家族に買って帰る。

例えば鹿児島産黒毛和牛。特に吟味して選ぶわけでもなく、
店員にこう告げる。
「一番美味いもの一万円分で。」

大胆で丁寧で。
無駄がなく、本質を突いている。

'すげぇ'人です。

名実況の数々、プライベートではギャンブル好き…。ここまでは、他の人からも語られてきました。
では、アナウンス部内にいるときの森下さんといえば?

その1。パソコンに向かっているとき、キーボードのタッチは…結構ゆっくり。たまにプリンターの前で困っている姿を見かけます。

その2。先日アナウンス部のテレビでサッカー日本代表戦を数人で見ていたとき、森下さんが喫煙所へと席を立った一瞬の間に日本が先制してしまい、「くやし~!」と近くにいた寺川に思わず抱きついていました。

大先輩に対して私からこんなことを申し上げるのは何ですが…「かわいい」です。
そんなところが、結構あるんです。

去年はシドニーで二つの金メダル実況。
しかも、みんなが期待していた金メダルでしたね。
日本中のアナウンサーの中で、たった一人しかめぐりあえない栄光の場面に、二回も立ち会った「引き」の強さは、まさに比類無き「ギャンブラー」の面目躍如。
もちろん年末の宝くじを買っていると思いますが、まさか、それが当たってたら・・・21世紀はあなたのもの。
(2000年10月)

名実況の数々、無類のギャンブル好き、家族思い…
森下さんの伝説的エピソードは、すでに語りつくされた感があります。
そして、自由と孤独を愛する一匹狼のイメージも強いのですが…

実は、森下さんは、私たち若手にとって「大先輩」であると同時に、 一緒になって遊んでくれる「兄貴分」なんです。
アナウンス部恒例のゴルフコンペ・ボウリング大会。いつだってその中心には森下さんがいらっしゃいます。
実は、それらは、森下さんの求心力で成り立っている部分が大きいんです。
決して無理強いせず、‘真の自由参加’を作る名人です。だからこそ、森下さんの周りには、若手が集まります。

ただし、やっぱり勝負事には手加減なし。新人だろうが女性だろうが、容赦なし。
最後に勝って笑っているのは、気がつけば、いつだって森下さん。
遊んでもらっているのか、遊ばれているのか……。たまに私は分からなくなります。
(2006年4月)

日々、勝負勘を磨きつづける努力家。
オリンピック、全米・全英オープン、世界水泳・・・、
挙げればきりが無いほどに、名勝負の裏に名実況有り。
勝負の世界をこよなく愛する。

その情熱は、日常生活でも衰えることはない。
趣味は世界のカジノめぐり、出張先でももちろん。
実況終わりで徹夜でカジノ、そのまま朝になって帰国なんてことも?

定時に会社を去るときは、そのまま雀荘?
集合時間に少し遅れるときは、パチンコ屋から?
鋭く研ぎ澄まされた感性は、どんなに追い込まれた状況でも鈍ることは無い。
睡眠時間が無くたって、至福の一服があれば大丈夫・・・。

あ、でも、とっても子煩悩なお父さんなんです。
昔は絵本を読んであげていました。
季節ごとの家族旅行も欠かしません。
ちなみに希望は、カジノのある海外だそうですが(笑)
(2004年8月)

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