2014/7/25　　名門の背番号１　神奈川の夏

全国最多１９０校が、たった一枚の甲子園への切符をかけて戦う神奈川大会

開会式に集まった１９０校の球児たちのなかで
多くの視線を集め、なにか独特の空気すら漂わせる、名門校の背番号１

１０年前、神奈川の高校球児だった私が
とても同級生とは思えなかったほど強く感じた「名門のエースの凄み」
それはひときわ強い自信のあらわれなのか、名門校の誇りが醸しだすのか。
１０年経ち、取材者として向かい合っても
彼らに対する感じ方は変わりませんでした。

前年度優勝、３季連続甲子園を狙う横浜高校
エース　３年生　伊藤将司投手
２年から背負い続けた名門のエース番号
「背番号１を守ってきた自信がある。」
と言葉から力が漲っていました。

一昨年の夏の代表校、桐光学園
エース　３年生　山田将士投手
偉大な先輩から受け継いだ背番号１
「憧れの存在、松井裕樹さんに近づけるように」
と素直な思いを胸にマウンドに上がります

神奈川屈指の投手王国、東海大相模
エース　３年生　青島凌也投手
東海大相模は佐藤雄偉知、吉田凌、小笠原慎之介投手の
４投手いずれも最速１４０キロ超を誇ります。
競争を勝ち抜き、背番号１を背負う青島投手は
「４人でチームを甲子園に導く」
と仲間への信頼を口にしました。

神奈川から甲子園のマウンドに立てる背番号１はただ１人
今年はどんな歴史が生まれるのか、楽しみです。

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