それはある日、私の個人携帯電話に突然届いたメールから始まりました

「今度、タモリ倶楽部に出ることになりました！松井さんですよね、よろしくお願いします」
「？？？？」

メールの発信者は、あの伝説のプロレスラー高山善廣さん
実は、以前から個人的に親しくさせてもらっています
プロレス担当の吉野アナウンサーにとっては永遠の師匠です
http://www.tv-asahi.co.jp/announcer/personal/men/yoshino/essay/15.html

要は、高山さんが念願かなって（？）タモリ倶楽部に初出演することになったのですが、そのきっかけはプライベートで思い入れ十分のRC（ラジオコントロール）カーです。ロケの場所は総本山の「タミヤプラモデルファクトリー新橋」ということで、「タミヤといえば松井さんだから、松井さんが担当アナウンサーなんですよね？」という高山さんからのメールでした。そんな企画があることを知らなかった私は、早速プロデューサーに連絡したところ「おお、そうだった、じゃあ今回は松井で」とあっさり決まってしまいました。

高山さんが小学生の頃、どうしても欲しいのに高価で買ってもらえなかったタミヤのRCカー。その思いが35年も経って爆発し、ネットオークションで当時のビンテージ物を定価の○○倍の価格で落札してしまった。奥様には絶対に言えない。しかもある悩みが・・・

模型好きのタモリさんは予想通り絶好調！私も「仕事でこんなに楽しいことやっていいの？」と久々に壊れてしまったかと・・・どうぞご覧ください！

近況です
確か以前、「プラモデルネタはこれでおしまいにします」と書いた気もするのですが
先日6月13日（日）の『はやぶさ』帰還は感動的でしたね

当日夕方から個人的に模型を作り始め、念のためスーパーモーニングのデスクに電話をかけたところ「エッ！作ってくださったんですか！助かります！使わせてください！」とのことで徹夜が決定。ベースは優秀なプラモデルが発売されたばかりですので簡単に組めるのですが、問題は塗装と表面仕上げです。

時間をかけて仕上げたいのはヤマヤマですが、一番大切なのは間に合わせること。エアブラシを駆使して実質7時間でなんとか形にして朝3:30に出社したのですが、意外にも（？）自分の担当番組であるやじうまプラスでも使って良いとのことで、5:30から模型が出演しました。そして6:10頃に川島アナに見守られながら２度目の出演を終えたところで回収し、スタッフルームではやぶさ本体の断熱シールド用のゴールドフィルムを、チマチマと切り刻みながら大胆に被せました。これで完成。同じ縮尺の人形を傍に置くことによって大きさを表し、8:40頃のスーパーモーニングには早朝と違った形で小木アナと出演しました。その後、その日のワイドスクランブルでは寺崎、大下アナらと、スーパーJチャンネルでは渡辺、平石、上山アナらと、といった具合にテレビ朝日の報道情報番組に軒並み出演を果たしました。

拙作ですが、番組に少しでも役立ててもらえ幸せですね。