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10月1日 上級救急救命講習を受けました

AED(自動体外式除細動器)というものを最近街中で良く見かけるようになりました。
これは心臓発作などで心肺停止になってしまった人に対して心電図を自動解析し、必要な時に電気ショックを安全に与えるという画期的な装置です。


自宅最寄の駅の改札傍にもあります

今年2月に行われた「東京マラソン」でもAEDを持った自転車ボランティア隊の大学生が、倒れて心肺停止となった2人の選手の命を救いました。
また野球の練習中に倒れた選手を救ったというニュースもありましたね。

このAEDの使い方も含め、心臓マッサージの仕方、三角巾の使い方を学ぶ「上級救急救命講習」というものがテレビ朝日内で丸一日かけて行われたので参加してきました 。


テレビ朝日構内で働く大勢の人が参加しました


このテキストに沿って実践実践です

心臓マッサージのやり方です
1) 相手のあごを起こして気道確保
2) 手の位置は相手の左右の乳頭の真ん中
3) 手の甲の根元を使って
4) 1分間に100回のペースで4〜5cm沈むほど押す
5) 30回行うたびに、2回人工呼吸をする割合


心臓マッサージは手の甲の付け根を使ってこの位置を押します

20年以上前の1986年4月、私が入社してちょうど2週間たった日曜日に実家で父が突然倒れ、帰らぬ人になりました。
日ごろの過労がたたったこともあってか、家の外で草むしりをしていて倒れたそうです。
救急車で運ばれ心臓マッサージを何度もしてもらいましたが間に合いませんでした。
普段から元気で、この日の朝も電話で「健康に気をつけてがんばれ」と会話をしていたばかりでしたので信じられない出来事でした。


いよいよAEDの実習。
周囲の安全を確保します

AEDは一度でも講習を受ければ、誰でも簡単に使える画期的な装置です。
ただし1分を争う迅速な対応が必要です。
先ごろ日本救急医学会関東地方会の研究班の調査で、人工呼吸に比べて心臓マッサージがより重要であるという報告が出たばかりです。
これにAEDが加われば効果は飛躍的に高くなります。
この機会に「AED」でキーワード検索するなどして興味を深めてもらえれば幸いです。


三角巾の使い方講習


無事、上級救命技能認定証が届きました
   
 
    
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