前の記事を読む 次の記事を読む  

トップ > パーソナルトップ > プロフィールトップ > エッセイバックナンバー
 
 
11月9日 サンスク取材記…自転車は車道?それとも歩道?…

近年、エコブームで自転車人口が増えつつあるなかで、
さらに東日本大震災での交通網のマヒが自転者の利用者を
飛躍的に増やしたといわれています。



空気を汚さない、健康にいい、移動スピードが速い
三拍子そろった素晴らしい移動手段ではありますが
歩道を猛スピードで、イヤホンしたまま、携帯電話で話しながら等の走行、
ブレーキをはずしたピストバイクによる問題などが噴出し、
警察庁が総合対策をまとめて全国の警察に指示しました。

シンプルに言うと「自転車は車道走行!」
という原則が徹底されることになります。

※13歳未満の子供や70歳以上の高齢者をのぞく

実は昔から自転車は「車両」という扱いなので原則車道走行なのですが
2メートル以上ある歩道では基本的に通行可でしたし

※今後は3メートル以上ある歩道以外は順次通行不可になる見通し
自転車が車の仲間であるならば、信号は車と同じ信号に従うのが原則なのでしょうが、歩行者用信号に「歩行者・自転車専用」という表示が掲げられているものが多数あるし…



“自転車はどっちかというと歩行者寄り?”
な意識があるのは致し方ない部分もあります。

それが急に「車道を走れ!!」といわれても安全に走れるものなのか。
取材していても「車道は結構怖い」などの意見が多数あったので、
実際に“車道のみ”で走ってみました。



一部自転車専用レーンが作られている世田谷区で検証。
ブルーのレーンがある場所は非常に快適です。車道走行に
お墨付きをもらった気分ですが、これがなくなると急に肩身が狭くなります。
車の邪魔ではないか、と慣れた歩道に入りたくなります。
路上駐車の車を避けるため道路中央付近まで出ていかなくてはならず
サイドミラーもついていない自転車だったので(昔は結構ついてましたけどねえ)
後方確認のために振り向くと自転車が若干不安定になる怖さがありました。
慣れればなんてことないのかもしれませんが、子供を乗せたお母さん方の自転 などの車道走行は整備が進んでいない今の段階では厳しいかもしれませんね。



国や自治体、警察の“本気度”はいかに。また取材したいと思います。

 

 

 
    
前の記事を読む 次の記事を読む  

トップ > パーソナルトップ > プロフィールトップ > エッセイバックナンバー