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12月8日 近況報告…年に1度の大舞台!

子供が生まれて以来ですから、
一年半以上更新していなかった筆不精を反省しつつ
久々の近況報告でございます。


実は先日(11/26)学生時代の仲間と年1回開催している素人落語会を
今年もやりました!
今回で3回目になりますが、初めてトリを務めることに!
ネタは何と「芝浜」!・・・ご存知じゃない方に一口メモ・・・
これは数ある古典落語のなかでも絶大な人気を誇る大ネタ中の大ネタで、
落語中興の祖といわれる三遊亭円朝(1839〜1900)という天才落語家が
お客さんからもらった「酔っぱらい」「芝浜」「財布」の三つを即興でまとめあげた、いわゆる三題噺といわれています。
本当に即興で作ったのかどうか真偽がハッキリしない所もありますが、
とにかく私が大好きな落語のひとつです。

ところが、これを「やる」となると話が違う!
巧い人がやれば「笑えて」「泣ける」のですが、
一歩間違えると「くさい」演出が鼻につき、
ただただ長く重く感じる難しい話なのです。

・・・ということでいつにも増して稽古しました。
帰りの電車の中でブツブツ、ロケの途中でブツブツ、お風呂に入りながらブツブツ・・・と端から見るとかなり不審な行動をとりながら稽古の日々。
通しで話すと30分は優にかかる長い話だけに、
疲れているとこれがかなり辛いのです。

さて本番、客席は上々の入り。お囃子が鳴る。出番だ。
スポットライトがちょっとまぶしい。
お客さんの視線が私ひとりに集中する・・・でも、不思議と緊張感はない。
話し始めたら「楽しい」!おっ今日は自分が乗ってるな!と感じながら一気にラストまで。
 

評価はどうだったのかな?と気になってしょうがなかったのですが、
いつも手厳しい父が
「とても良かった」と今までになくほめてくれたので
・・・もしかしたら良かったのかも・・・
と思っておくことにしました。いや、そう思わせてください!
 

 

 
    
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