便利な時代になりました。
いまや会社や家に居ながらにして
政府や自治体などの記者会見を見られます。
しかもノーカットで。

平日は毎朝、スタジオからの生放送という日々のなかで、
できる限り現場の空気を感じられるように、
そして、問題の全体像を把握できるようにと
記者会見に限らず、編集されていない素材（映像）を
よくチェックしています。

そうしたなか、最近、見ていてギョッとしたのが、
５月８日の橋下徹大阪市長と記者のやりとりです。
（YouTubeでも見られます。再生回数は２００万回を超えている！）

あまりの緊迫感に
見ている側もヒリヒリしてきます。

本題の国歌斉唱問題については、
会見を通して見ることで
問題が切り分けられ
論点が浮かびあがってきます。

一方で、やりとりの激しさについても、
ノーカットで見ると
どこで橋下市長に火がつき
エスカレートしていったのかが、
第三者の立場からよくわかります。

それにしても、会見の最後に
記者が「ハハハハ」と笑ったことと、
「今日はこれぐらいにしときます」と
発言したことには驚きました。

これがコントであれば、爆笑だったんでしょうが…。