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大勢の仲間が集まりました

とても残念なことですが、長らく「題名のない音楽会21」の司会を務めてくださった
ピアニスト・作曲家の羽田健太郎さんが、先日亡くなられました。

「題名のない音楽会21」では羽田さんの追悼コンサート行い、
番組でご一緒させていただいた歴代の4人の女性アナウンサーも故人を偲びました。


追悼コンサートが開かれました


歴代の4人の女性アナウンサーも揃って送りました

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◇ 高橋真紀子アナウンサー (2000年4月〜2002年3月担当)


大好きな羽田さんへ

先日羽田さんの演奏で大好きになった「ラプソディ・イン・ブルー」を聴きに長男を連れてコンサートに行ってきたんです。
息子も素敵な曲だと感じたみたいですよ。
題名をご一緒させていただいた頃はまだ1歳だった長男も、もう小学2年生。
あの頃は仕事に戻ったばかりで、私が羽田さんに励ましていただいてましたよね。
音楽の楽しさも教えて下さいましたよね。
思い返すと涙が止まりません。会いたいです、羽田さん。


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◇ 村上祐子アナウンサー (2002年4月〜2004年3月担当)


「クラシックはシャイなんだ」
入社2年目の頃。未知なる音楽への不安でいっぱいな私に、羽田さんはそうおっしゃいました。
「難しい知識なんて要らないんだよ。こちらから手を伸ばしたら、必ず手を握り返してくれる。
思い切って飛び込んでごらん」
飛び込んだのは、羽田さんの懐でもありました。
舞台の上でも、袖でも、裏でも。
音楽と人間を、心から愛してやまなかった羽田さん。
心より、ご冥福をお祈り申し上げます。


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◇ 大木優紀アナウンサー (2004年4月〜2006年3月担当)


通いなれた人見記念講堂。
素晴らしいゲスト、いつものスタッフとたくさんのお客さま。
そこに、羽田さんの笑顔がないことが、あまりにも不自然でした。
番組を担当したばかりの頃、羽田さんに、
「舞台に上がって、間違えたり、忘れてしまったりしないかと、
怖くなることはないですか?」と伺ったことがありました。
すると「怖いと感じなくなるまで、練習するんだよ」というお言葉。
いつもニコニコ冗談をおっしゃる羽田さんの、計り知れない陰の努力を感じました。
また、新人だった私には、胸に突き刺さる、大きな言葉でした。
もう一度お会いしたい。そして、もう一度、羽田さんのピアノが聴きたいです。


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◇ 久保田直子アナウンサー (2004年4月〜現在)


初めてお会いした時から、
あの優しい笑顔と体中から溢れ出る温かさで私を迎えて下さった羽田さん。
番組でご一緒させて頂いたのはほんの数か月間。
でも、舞台上でも、舞台裏でも、誰に対しても大きな愛で接するそのお姿から、
技術以上に大切な事を学ばせて頂きました。
本当に残念でなりませんが、
羽田さんが作り上げたこの番組の空気を、精一杯守っていきます。
お世話になり、本当にありがとうございました。
羽田さん、どうか安らかにお眠りください。」



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会場エントランスには華道家・假屋崎省吾さん自らが飾られたお花が


演奏後、全員で献杯


題名のない音楽会21
「羽田健太郎さん追悼コンサート」

6月17日(日) 午前9:00〜
 
    
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