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イタリア映画、というと皆さんはどんな作品を思い浮かべますか? はたまた、
さてさて、そんなあなたなら格別なことこの上ないに違いない番組が、1月19日、日曜日午後3時半から放送されます。 ローマではしっかり、「チネチッタ撮影所」偵察を敢行。
1936年に設立された、国立の「チネチッタ撮影所」。巨匠フェリーニが愛した、イタリア映画の殿堂ともいわれる映画人憧れの場所です。撮影所だけでなく、国立の映画学校や研究所、そして現像・編集室までをも備える、まさに「Cinecitta」=映画の街。 そして、公開中の話題作、マーティン・スコセッシ監督の「ギャング・オブ・ニューヨーク」で使われた19世紀のニューヨークを再現した巨大セットも目撃する機会をも得てしまったのです!! そしてそして!!監督も勝俣さんも、スタッフ皆も、かくいう私も、クルー全員で最も鼓動ばくばく昂揚したのが、シチリア島コルレオ−ネ村。 ピンときた方も多いはず。そうです。あの『ゴッドファーザー』のコルレオ−ネ・ファミリー、まさにそのコルレオ−ネです!!
シチリア島というと、「マフィアを連想するけど、でも昔のことでしょ。今では観光地として一般的だし…。」というところが通常セオリーかと思います。がしかし。それは都市部に限り。やはり「コルレオ−ネ村」のような田舎となると、日本人の観光客などいないのが現状です。独自の文化、風習を守りつづける土地。早々私たちクルーを「目が点」状態にしたのは、現地コーディネーターのこの一言。「コルレオ−ネ村には、今まで一度たりとも日本のテレビカメラが入ったことはありません。写真のカメラマンが来たことがあるだけですよ」何とまあ!そして鼓動をなおハイペースにさせる、現地ガードマンのさらなる一言。「渋滞の理由は、この先で銃撃戦があったようです」なんて淡々とした口調で。井筒監督も勝俣さんも、皆で目を見合わせながら無口になるしかない…。 そんな「コルレオ−ネ村」でありますから、監督とともに、コルレオ−ネ村のドンに礼を尽くす意味でも、きっちりご挨拶をするところからスタート。
ゴッドファーザーの故郷だからこそ、それこそ驚いてあごが落ちそうになる「人」との出会いもあります。まんま、ドキュメントでテレビカメラが立ち会っているのですから、これはもう貴重なことこの上なし! 日本のテレビ史上初めての映像を、ぜひ皆さんも目撃してください。 |
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