2017/9/14どうやって数えるの?
こんにちは。林美沙希です。
みなさん、雷について人と話をする時、
「今日ね、近くに雷が2回も落ちたんだよ~。」
「今日ね、近くに雷が2発も落ちたんだよ~。」
「今日ね、近くに雷が2個も落ちたんだよ~。」
落雷をどのように数えるのが正しいと思いますか?
実は、どの数え方も正解なんです。
最近視聴者の方からも問い合わせがくることが多い、
この落雷の数え方問題。
どう使い分けているのかをウェザーセンターで聞いてみました。
気象予報士の今村さんと一緒に
テレビ朝日のウェザーセンターでは、主に“回”や“個”を使用。
なぜなら、“発”を広辞苑で調べてみると、
人工物に使用する・弾丸などを数える語と書かれており、
最近よく耳にする北朝鮮のミサイル発射でも、この“発”が使われていますよね。
混合してしまわないよう、なるべく“発”は使わないようにしています。
ただ、雷の専門大手民間の「フランクリンジャパン」では
長期(夏の期間・年間)の場合では発を使用することが多いそうです。
このように、正解がひとつではないからこそ、
番組内では統一するように注意して放送に臨んでいます。