2017/8/31同じことを、違う言葉で
「ボキャブラリーを増やす」
こう聞くと、新しい言葉を覚えなければいけない、と思いがちです。
何も、新しい言葉をたくさん覚える必要はありません。
同じ内容のことを話すのに、違う表現を使うようにすればいいんです。
そこに、普段あまり使わないような難しい言葉は不要です。
例えば、
「これは非常に重要です」
「非常に」 → 「とても」
「重要」 → 「大切」
と、それぞれ言い換えると、同じことを違う表現で伝えることができます。
「続いて、今年度の業績についてご報告しますが、ここは非常に重要な部分です。」
「続いて、今年度の業績についてご報告しますが、ここはとても大切な部分です。」
こういう、ビジネス上のカタイ話の中では、
「非常に重要」というカタイ表現より、
「とても大切」というくだけた表現の方が耳に残ります。
自分がミスをして先輩に叱られるとき、
「しっかりしよう」 より
「ちゃんとやろう」 と言われた方が、グサッと胸に刺さります。
言ってることは同じです。
しっかり ≒ ちゃんと しよう ≒ やろう
でもなんとなく、言葉の響きが違います。
同じことを違う言葉で表現する。
これが、使えるボキャブラリーの増やし方です。