アナウンス部ch

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2018/2/21  アナウンサーと花粉症

みなさん、最近
鼻がムズムズしたり、目が痒くなったりしませんか?

2月も後半に入って、
もうそろそろ春も近いなぁと感じる
今日この頃。

春が近づくことは寒さも和らいでうれしいことですが、
この季節はやっかいな「アイツ」もやってきます。

そう、花粉症です。

多くの人がこの花粉症
苦しめられているかと思います。

そこで、今回は「花粉症」について
お伝えします!!

生放送や収録中にくしゃみが出てしまったりしないのか?
目が赤くなってしまったりしないのか?

やっかいな「アイツ」と闘うアナウンサーの経験談や対策法
是非、皆さんも参考にしてください。

まずは10年ほど前に花粉症になってしまったという
佐々木アナに話を聞きました!

今でも鮮明に覚えています、
ちょうど今頃の時季だったと思うんだけど
特に熱があるわけでも、体調が悪いわけでもなく
鼻水が止まらないなぁと。

あまりにも症状がひどかったので、
耳鼻科に行ってみると、、、、、、

先生が「あぁ、これは花粉症だね」と。

これまで、花粉症とは無縁だったのでショックでした。。。
この先の人生、ずっと花粉症と付き合っていくのかと。。。
受け入れるのに3日ほど時間がかかりました。(笑)

社会人になってから花粉症になったという佐々木アナ
医師に花粉症と宣告されたときは、
相当なショックだったようですね。(笑)

花粉症になってから
アナウンス業務で何か困ることは出てきましたか??

全体的に1音1音が出しづらいので、仕事には影響がでましたね。

中でも、特に影響が出たのが「ナレーション」の仕事。

身振り手振りを使わずに
「音」だけで表現をしなくてはいけないので大変でした。

原稿や新聞に鼻水が垂れてしまうこともあったので、
この時期は、もう薬が手放せません!  


薬で対策はバッチリ!!

アナウンス業務に関しては鼻水の影響が大きいようです。

原稿や新聞に関しては、上を向いて読むのも
大変ですもんね。。。

と、そんな話をしていたら

佐々木アナと共にワイド!スクランブルでMCを務める
大下アナも鼻が辛そうだったので、
もしかしてと思い、聞いてみると、、、

6~7年前に花粉症デビューしてしまい、年々症状が悪化しています(泣)。
花粉症の先輩方にいろいろ聞いては
自分に取り入れられそうなものを実行しています。


今年もこの季節がやってきました。。。

大下アナもやはり花粉症でしたか、、、

ワイド!スクランブルでは3時間近い生放送をMCとして
担当しているわけですが、
これまでに、放送中に花粉症で困ったことはありましたか??

オンエア時に鼻水が出始めると大変です。
風邪の時の鼻水よりサラッとしているようで、
下を向いて原稿を読んでいるときにポタッと。。。という時もありました。

去年は目にきまして、
コンタクトレンズが入らなくなり眼鏡で仕事をしました。
眼鏡をかけていたら「今年も花粉症ひどいんだな~」と思ってくださいませ。

なかなか憂うつな季節到来ですが乗り越えるぞ~!!

私、大下アナと同じワイド!スクランブルを担当してから
今年で2年目になりますが、
鼻水のアクシデントなんて1度も気付きませんでした。

何が起きてもいつも冷静な大下アナ、さすがです。

そして最後は、万全な花粉症対策を
取っているという吉野アナに話を聞きました。

なんでも、吉野アナは高校一年の時から23年にも渡って
花粉症に相当苦しめられてきたそうです。

そこで、吉野アナ自身の経験から
「花粉症、これは辛かったランキングTOP3」を教えてもらいました。

3位:「オープン戦で鼻がオープンに!!」

野球のオープン戦で高知の春野に行ったときに、
試合途中から鼻水が止まらなくなり、
鼻紙を鼻に押し込んだ状態で実況しました。
春野は杉の名産地で、球場が杉林に囲まれているという状況でしたので、
そのような事態となりました

2位:「五輪の聖地オリンピアは杉の聖地?!」

2004年のアテネ五輪を控え、
サッカーの五輪代表の強化試合で
ギリシャのオリンピアに行ったときに、
くしゃみと鼻水が止まらない事態が起きました。
試合の行われたスタジアムは五輪発祥の舞台である
オリンピア遺跡のすぐ近くでしたが、
杉に似た木が生い茂り、まぎれもなく花粉が飛散していました。
海外でも気が抜けません。

1位:「絶対に負けられない闘いが、そこにもある」

あれは去年のロシアW杯最終予選の3月28日のタイ戦でした。
埼玉スタジアムに到着してから、
急に鼻水が止まらなくなりました。
慌てて内服薬を服用しましたが、
放送席に吹き込んでくる風は強く
見えない花粉との絶対に負けられない闘いを余儀なくされました。
試合は4対0と快勝でしたが、
試合後、私の鼻と喉は花粉によって荒らされ完敗でした。

まさに、花粉との激闘が伝わってきました(笑)。
吉野アナの経験によると、
日本国内はもちろん、海外でも花粉症は猛威を振るっているようですね。。。

この時期、吉野アナの中継先・取材先が
花粉の少ない地域であることを祈るばかりです。

そんな天敵・花粉症に対してどのように対策をとっていますか??

かかりつけの医師の指導の下、
2月上旬から週1回のペースで
非ステロイド剤の注射をワンシーズン合計6本打っています。
また同時に、寝る前に抗ヒスタミン薬を1錠ずつ服用しています。

花粉症に対し盤石の体制を取っている吉野アナ

ただこの対策にたどり着くまでに、
様々な試行錯誤があったそうです。

今まで、ありとあらゆる治療を受けてきました。
薬品で鼻の粘膜を焼き切る治療や、
レーザーによって鼻の粘膜を焼く治療も経験しました。
あくまで個人の見解ですが、それなりに効果はあったと思います。
しかし、私の場合は「痛み」に弱く、
それらの治療の際に感じた「痛み」を避けるため、
注射や内服薬中心の治療に切り替えました。

花粉症にあらゆる手段を尽くしてきたことが
よく伝わってきます。

今年もどうやら吉野アナ花粉症
絶対に負けられない闘い
はすでに開戦しているようです。

皆さんは、花粉症対策バッチリですか???

ということで、今回のアナウンス部ch.は
花粉症についてお伝えしました!

では、次回もお楽しみに!!!

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