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2017/10/18  アナウンス部員はどんな資格を持っている?

 

アナウンサーズのパーソナルをみていると
資格について綴られていることがあります。

そこで、ふと気になったのが、

アナウンス部員の資格事情

実は私もいくつか資格を持っています。
例えば、中学教諭一種免許状(社会)や高等学校教諭一種免許状(地理歴史・公民)、

一般的にいう、教員免許です。

他には、2級小型船舶操縦士免許という資格を持っていて、
簡単にいうと、船を操縦する免許ですね。

この資格が仕事で役立ったのは、
東京を船で巡るロケに行ったとき。
少しだけ船の操縦をさせていただきました。


久々の操縦!なんだか眩しそうですね(笑)

と、私の話はさておき、
アナウンス部では、どのような資格を持つ人がいるのでしょうか?

それでは、調査開始~~!

まずは松尾由美子アナウンサー。
松尾アナウンサーといえば、
着物に関する資格を持っているのをご存じの方も多いと思いますが、
実は、その他にも様々な資格を取得しているんですよ~!
そんな中今回は、
私が動物好きというのもあり(笑)、この資格について聞きました。

 

乗馬ライセンス5級

まず、「乗馬ライセンス5級」とは、どんな資格なのでしょうか?


松尾由美子アナウンサー

3日間で10回の騎乗レッスンとテキストを使った講義があり、
「乗馬、下馬、発進、停止、方向転換、軽速歩が1人でできる」
というのが合格の条件です。

最後は筆記テストもありましたが、なんと99%の人が合格してしまうという、
いわば乗馬を始めるきっかけとしての、普通のライセンスの前段階の級です。

 

なぜ資格を取得しようと思ったのですか?
また取得後、何か役立ったことはありましたか?


松尾由美子アナウンサー

小さいころから生き物が大好きな私にとって、
馬と気持ちがひとつなってこそ乗りこなせる乗馬は憧れでした。
いつか乗馬ができるようになりたい……とずっと思ってはいたものの、
ライセンス取得までに何度も通わなくてはならないし、と躊躇していました。

ところがある冬休み、3日という短期間で取得できる級があると発見。
早速申込み、資格取得に至りました。

資格取得で役に立ったことは、
馬にも、人間と同じように性格があると知ったことでしょうか……。
ただ優しいだけではダメで、メリハリが必要だと知りました。

 

私も松尾アナと同じく動物が大好きなので、
乗馬に憧れる気持ち、とてもわかります!

確かに馬それぞれ、色々な性格がありますよね。
資格を取得する上で、馬との触れ合いがたくさんあったと思いますが、
相性はどうでしたか?ばっちりでしたか?


松尾由美子アナウンサー

なかなか馬とウマが合わず(苦笑)、
乗るのが下手な私は 馬鹿にされて、
鼻水を飛ばされたり髪を引っ張られたりしました……。

元競走馬だった馬は、退屈になったのか、
私が騎乗しているときに眠ってしまったりして!


この馬が眠ってしまった馬です!

最後に気だてのいい女の子の馬が相手をしてくれた時は、嬉しかったなぁ…。

 

写真の松尾アナは楽しそうなのに、
馬があからさまに眠そうでしたね(笑)。
今度乗馬するときは、ウマが合う馬と出会えるといいですね♪

 

続いては佐々木亮太アナウンサー!
佐々木アナウンサーは、
これはどんな資格なのだろう?と
とても気になるような資格を持っていました。
それがこちら!

 

夜景鑑賞士3級

「夜景鑑賞士3級」とは、一体どんな資格なのでしょうか?


佐々木亮太アナウンサー

この資格のポイントは、「鑑賞士」であって、「鑑定士」ではないということです。
決して夜景自体の評価をするわけではなく、
夜景の歴史や、その夜景の特徴・楽しみ方などを理解しているという資格なのです。
私が持っているのは3級で、入り口ともなる資格ですが、
級が上がっていくと、より専門的で深い知識を持っているということになります。

試験では、夜景の歴史に関するものや、
夜景の写真に対して、その場所と特徴を答えるという問題が出題されます。

実はこれ、番組の企画で取得したんです。
「こんな資格が誕生します!」
ということで受験したので、
一応、記念すべき第1回合格者ということになりますね(笑)

番組の企画だったとはいえ、
夜景についてとても勉強になりましたし、
それぞれの土地の名スポットも知ることができて、
普段の会話や、仕事に役立っていることは間違いありません。

 

おお~!なんと第1回合格者だったのですね!
様々な場所の夜景を知っていれば、
旅行した時は、より楽しめそう!
うらやましい!!

さてここで気になるのが、佐々木アナおすすめの夜景。
一体どこなのでしょうか?


佐々木亮太アナウンサー

ズバリ、
お台場海浜公園」です。
レインボーブリッジと東京タワーの
2つを同時に楽しむことができます。
そして、何よりここは、グラウンドレベルで楽しめるのがポイントなんです。
俯瞰ではない場所で、これだけのパノラマを観られるというのは、やはり素敵です。

あとは、冬季限定ですが、六本木ヒルズけやき坂のイルミネーション
とっても素敵ですので、ぜひお越しくださいね~!

 

お台場海浜公園はお昼にしか行ったことがないので、
夜はまた違った雰囲気で素敵なんだろうな~と思いました。
また、六本木ヒルズけやき坂のイルミネーションは、
テレビ朝日のすぐそば。11月上旬から始まりますよ!
是非いらしてくださいね♪

 

続いて八木麻紗子アナウンサー!
八木アナが持っている資格はこちら。

 

普通自動車運転免許

普通自動車運転免許は持っている人多いのでは?
と思った方もいらっしゃると思います。
なぜ今回八木アナに話を聞いたかというと……。
こちらは、八木アナパーソナルページの「自己紹介 Q&A」。

資格の欄に注目すると、

28歳!?
自動車免許を取得するには時間を要するため、
時間のある学生のうちに取得する人が多いというイメージがあります。
(私自身も大学時代に取得しました。)
仕事をしながら教習所に通うのは大変だと思うのですが……
きっかけが気になります!

なぜ28歳というタイミングで、この資格を取得しようと思ったのですか?


八木麻紗子アナウンサー

たしか消費税が5%から8%に上がる前に駆け込みで申し込みました(笑)

夫婦でドライブをしていて代わってあげられたらなと思うことが度々あり、
将来家族が増えることもあるかもしれないから、
30歳になるまでに取っておこう!と決心しました。

 

消費税アップがきっかけだったとは!関西人の八木アナらしいです(笑)
確かに消費税分の違いは大きいですよね。
私もそのタイミングで取得を迷っていたら、駆け込むと思います!

そして、仕事をしながらの資格取得は、やはり大変だったそうです。


八木麻紗子アナウンサー

土日だけでなく、平日の朝から教習所に通うことも。
当時は夕方の「スーパーJチャンネル」を担当していたので、
午後の打ち合わせに間に合うよう走って出社していましたね。

でも新しいことを勉強したり習得したりすることが好きなので、
年下の学生たちと一緒に学ぶ時間が楽しみでもありました。

実技に大きな不安があったものの、奇跡の一発合格でした☆


実家の近くをドライブ。
これ以降、両親からはあまり運転しないよう釘を刺されています。


嬉しくてこの写真を友達に送ったら、みんなから「この顔イラッとするー!」と言われました。

 

忙しい合間を縫って頑張って通われたんですね!
お子さんがいる今、自動車免許がきっと役に立っているのではないでしょうか?


八木麻紗子アナウンサー

それが、東京の道路が怖くて最近全然運転しておらず…。
本当に不器用な人間なので。
せっかく頑張って取ったのに、ねぇ。

あ!でも身分証明としては、運転免許証、すごく役に立っています(笑)

 

なんと……!
今は身分証明に(笑)
もったいない!!
これを機に、運転してください♪(笑)

 

最後は平石直之アナウンサー!
平石アナが持っている資格はこちら。

 

簿記2級

平石アナは、
簿記3級を取得してから、なんと半年も経たないうちに、
簿記2級の試験にも見事合格したのです!

なぜ資格を取得しようと思ったのですか?


平石直之アナウンサー

経済など数字を扱うニュースを取材・放送するにあたり、
感覚や印象に左右されることなく、
専門知識に基づいた「数字を読む目」を養っておきたかったからです。

また、それは企業だけでなく、国や自治体の財政状況、
あるいは、家計などを見るうえでも役立つのではと考えました。

 

確かに専門の知識があるのとないのとでは、
ニュースの見方も変わってくるでしょうし、
取材の際も、資格を持っているからこそ、より深い話ができそうですよね。

実際に資格を取得してどんなことに役立ちましたか?


平石直之アナウンサー

財務諸表だけでなく、
データや統計など数字を扱うもの全般に対する見方が変わりました。
不自然な数字が浮かび上がってくる感じです。
また、継続的なお金の流れや規模感を意識するようになり、
コスト感覚も高まりました。

簿記そのものについていえば、
会社や店などの目に見えない収益力、ブランド力、信用といった価値を数字で示す「のれん」や、
工業簿記の原価区分における「間接費」は、
会計学特有の概念で面白いですね。

ただこれらはあくまで「分析する力」ですので、
それらをふまえて、どう放送に反映させるか、どう行動するかが
より大切だと感じています。

 

様々な面で大いに役立っているのですね!
ただ、この簿記の勉強は大変だったのでは?


平石直之アナウンサー

仕事をしながらの受験で、学校に通う時間もありませんでしたので、
「大人の勉強」を心がけました。
あらかじめどのくらいの学習時間が必要かをインターネットなどで調べたうえで、
「3級は50時間、2級は100時間」と設定し、
参考書(教科書にあたるもの)と過去問題集を購入し、
試験日から逆算して進捗を確認しながら進めていきました。


受験用に作成した学習計画(2級)。
左の表は過去問題集の進捗状況。右の表は試験までの日数と学習時間の合計。
Sは商業簿記で、Kは工業簿記。
人に見せるためのものではないですがご参考まで。

簿記の試験では、
開始とともに一斉に「カタカタカタカタ」と電卓をたたく音が会場に鳴り響き、
雰囲気に圧倒されます。
次々に計算して解いていかないと間に合わないんですね。
(数学の試験ではないので、電卓は持ち込み可です。)
自分の電卓を使い込んで打ち慣れた状態にしておくことも
合格の秘訣の一つと言えそうです(笑)。

結果的には
最初の試験で3級を、
その4か月後の試験で2級に合格しました。

(実際の学習時間はあわせて約130時間でした


2級の問題用紙、計算用紙、合格証書。
ちなみに、この回の合格率は28.0%でした。

 

ええっ!
独学で合格!?
しかもこんな緻密な学習計画まで……驚きです!!
コツコツと着実に勉強を進める平石アナが目に浮かびますね。

今回は4人に資格の話を聞きましたが、
資格が違えば、資格を取得する上でのエピソードも全く異なってきますよね~。
皆さん、いかがでしたか?
ずっと取得したいと思っている資格があるけど、
なかなか1歩を踏み出せない……という方も多いと思います。
この記事を読んで、
資格を取得したい!勉強したい!という気持ちになったら、
是非、この秋を「資格の秋」にしてみてはいかがでしょうか?

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