ストーリー

第2話「オークション」
2012年10月17日(水) 9:00~9:54pm

 一流オークションハウス「ホワイトグラブズ」の代表取締役、坂巻百合子(岡まゆみ)からジャズピアニストのエド・クレメンスの腕を探してほしいという依頼が先日まで享が所属していた中根署・捜査一係に舞い込んだ。腕と言っても70年代にアメリカジャズ界を席巻、夭折したクレメンスが、自らの腕をかたどり作成された石膏製のもの。しかし、百合子によると5日後のオークションの目玉になるほどの貴重なものだという。
 扱いに困った一係の堀江(山口良一)は、元部下の甲斐享(成宮寛貴)に押し付けてしまうが、困った享は百合子にマスコミに呼びかけてみては、と提案。百合子もあっさりと同意する。

 数日後、新聞やテレビなどでは連日クレメンスの腕紛失事件を報道。おかげで当初は1000万円だった予想落札価格も3000万円に急騰したとか。そんな折、特命係に腕が見つかったという連絡が入る。

 クレメンスの腕を巡る複雑な人間関係に翻弄されつつも真相に迫る享。
 それらに疑問を呈しながらも、絡み合った糸を解きほぐしていく右京。はたして犯人は?

ゲスト: 岡まゆみ 藤木孝

脚本・監督

脚本:戸田山雅司
監督:近藤俊明