イントロダクション

『相棒』 劇場版 第3弾 史上最高密度を誇る極上のミステリー

これまで作品を重ねるごとに、物語のスケール感も衝撃度も天井知らずにパワーアップしてきた『相棒』劇場版。前作『相棒 ‒劇場版Ⅱ‒ 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』(2010年)以来約3年半ぶり、日本中が待ち望んでいた
『相棒 ‒劇場版Ⅲ‒』が、2014年ゴールデンウィークにテレビ朝日開局55周年記念作品として遂に劇場公開される。
初登場から14年。連続ドラマ化のスタートから12年。シリーズとしてこれまで4本の劇場版が製作され、この秋からは『season12』に突入と、21世紀の日本のエンタテイメント界のトップを独走する前人未到のモンスターコンテンツとして成長を遂げてきた『相棒』。時代とともに常に新しいテーマを取り入れ、刑事ものの常識を次々に塗り替えてきた『相棒』だが、本作の主要な舞台となるのは東京から300キロ離れた太平洋に浮かぶ孤島。これまでも一時的に東京の街を離れることはあった特命係の2人だが、普段は人が足を踏み入れないジャングル、岩礁、断崖など、ここまで過酷な自然の中で捜査に奔走するのは初めて。最新技術の4Kシステムを導入し、沖縄の各所で長期ロケが敢行されたその圧倒的なスペクタクルは、『相棒』の長い歴史の中でもまったく別次元のもの。『相棒』史上最高密度のミステリーが展開するストーリーと合わせて、テレビでは決して体験できない、まさに映画作品ならではの醍醐味に溢れた作品となっている。

極上のエンタテイメントとサスペンス。『相棒』のエッセンスすべてがここに!

主演は水谷 豊。そして、3代目相棒として劇場版には初登場となる成宮寛貴。『season11』でのコンビ結成以降、最高に息の合った演技を披露してきた杉下右京と甲斐 享の特命係2人が、本作でも真っ正面から難事件解決へと立ち向かっていく。さらに、特命係を事件調査のために孤島へと送り込む重要な役として、及川光博演じる2代目相棒(現警察庁長官官房付)の神戸 尊が再登場。新旧相棒がスクリーンの中で肩を並べるシーンは、ファンには絶対見逃せないものとなっている。もちろん、石坂浩二、鈴木杏樹、真飛 聖、川原和久、大谷亮介、山中崇史、山西 惇、六角精児、神保悟志をはじめとするレギュラー陣も勢揃い。さらに伊原剛志、釈 由美子、風間トオル、宅麻 伸らゲスト陣の熱演が、「孤島ミステリー」という『相棒』の画期的な新展開を彩っていく。
舞台設定は異例尽くしの今回の『相棒 —劇場版Ⅲ—』だが、水谷 豊、成宮寛貴をはじめとする出演者たちが口を揃えて証言するのは、本作がエンタテインメント性と社会派と極上のサスペンスが見事に融合した、これまでの『相棒』のエッセンスを総結集させた決定版的作品になっているということ。監督は和泉聖治、脚本は輿水泰弘。『相棒』シリーズの生みの親でもある名匠2人がガッチリと手を組み、満を持して世に送り出す『相棒 —劇場版Ⅲ—』。すべての『相棒』ファンを熱狂させる、相棒史上、最高密度のミステリーがここに誕生した。

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