2018年324日(土) よる9:00


2018年、あの名探偵の日本版ヒロインが華麗に誕生!!
天海祐希、アガサ・クリスティ作品初挑戦&
“和製ミス・マープル”を熱演!!
並走する列車の中で殺人が…!? “消えた死体”の謎を追う!!

■ミステリーファンを魅了し続ける傑作をドラマ化! “和製マープル”が誕生!!

 車窓から並走する列車の殺人現場を目撃する…というドラマチックな幕開けが読者に鮮烈な印象を与えた、“ミステリーの女王”アガサ・クリスティの傑作『パディントン発4時50分』。
 主人公は、アガサ・クリスティが生み出した人気キャラクター、“ミス・マープル”。
 原作では鋭い洞察力により難事件を解決に導く老婦人として描かれていますが、今回、日本版にアレンジするにあたって、“元敏腕刑事にして危機管理のプロ”という華麗な経歴を持つデキる女、天乃瞳子(あまの・とうこ)に大胆に生まれ変わります!

 ある夕方、瞳子の義母が『特急オリオン』に乗っていたところ、並走していた『寝台特急朝霧』内で男が女性の首を絞めているのを目撃。すぐさま通報したものの、寝ぼけていたとして車掌も警察も取り合いません。
 そんな義母の汚名を返上するため真相究明に立ちあがった瞳子は、犯人が車内から死体を投棄したものと推理。死体が投げ込まれたのは、沿線に広がる豪邸の敷地内だと考え、“ある人物”をその屋敷に潜入させます。
 しかし、その豪邸には、一筋縄ではいかない曲者の社長一族が顔を揃えていました。はたして、“消えた死体”の行方は…!? そして、なんと屋敷内でさらなる殺人事件も発生! 複雑に絡み合う一連の事件の真相とは…!?

 列車ミステリーの要素はもちろんのこと、豪邸に舞台を移して次々に起きる殺人事件を、頭脳明晰な“和製マープル”天乃瞳子は、どう解き明かしていくのでしょうか…!?

■天海祐希が消えた死体の行方を追う!最後まで犯人がわからない緊迫のミステリー!!

 主人公・天乃瞳子を演じるのは、舞台、ドラマ、映画と縦横無尽に活躍し、常に強い輝きを放ってきた天海祐希。天海が、アガサ・クリスティ作品に挑むのは初めてのことです!

 連続殺人の謎を紐解いていく瞳子には膨大なセリフが課されており、事件に挑むヒロインさながら、天海はその試練に果敢に挑戦! “危機管理のプロにして名探偵”という新たなキャラクター・瞳子を、凛とした演技で表現しています。

 脚本は、旭日小綬章受章のベテラン・竹山洋氏。緊迫感をたたえた濃密な構成で、いったい誰が真犯人なのか――最後まで目が離せない展開が続いていきます。
 1957年、アガサ・クリスティが生み出した傑作が、天海祐希という名女優を迎えて日本のミステリードラマとして2018年春、鮮やかによみがえります! 3月の放送にぜひご期待ください!

登場人物

天乃瞳子(あまの・とうこ)

天海祐希

警視総監賞など数々の表彰を受けた元刑事。がんを患った夫を看病するために退職したが、夫が他界した後、その優秀さを買われて民間企業の顧問に就任。危機管理のプロとして現在、20社もの顧問先を抱えている。
亡夫の母から特急内で男が女性の首を絞めているのを目撃したと聞き、捜査に乗り出さない警察に憤り、真相究明に立ちあがる。

天乃雀(あまの・すずめ)

草笛光子

瞳子の義母。長野・松本でひとり暮らしをしている。『特急オリオン』に乗車中、並走していた『寝台特急朝霧』内で男が女性の首を絞めているのを目撃、瞳子に相談するが…!?

中村彩(なかむら・あや)

前田敦子

国立大学を卒業後、官庁に勤めるが、半年で退官。その後、なぜか家政婦に転身した異色の経歴の持ち主。卓抜したスキルから“スーパー家政婦”とよばれる。消えた死体を捜すため、瞳子に依頼され、富沢邸に潜入する。

佐伯慶一(さえき・けいいち)

石黒賢

医師。トミー製菓会長・富沢信介の主治医で、度々、富沢邸に往診している。

唐木(からき)警部

勝村政信

警視庁捜査一課刑事。瞳子とは捜査を共にしたことがあり、彼女の負けん気の強さ、有能さをよく知っている。

富沢恵子(とみざわ・けいこ)

原沙知絵

富沢家の長女。未婚で父の信介と同居している。父の主治医・佐伯に好意を抱いている。

富沢哲次(とみざわ・てつじ)

鈴木浩介

富沢家の次男。画家で、普段は八丈島に住んでいる。

鈴木(すずき)刑事

桐山漣

警視庁捜査一課刑事。唐木の後輩。イマドキの若者らしく、臆することなく瞳子に接する。

木村麗子(きむら・れいこ)

黒谷友香

富沢邸によく遊びに来る小学生・元の母親。



山口(やまぐち)参事官

橋爪功

警視庁参事官。警察の体面を重んじ、事件の捜査に乗り出した瞳子をけん制する。



富沢信介(とみざわ・しんすけ)

西田敏行

トミー製菓の会長。独善的で金にうるさく、子どもたちのことですら信用していない。

あらすじ

 ある日の午後、サングラス姿のひとりの女性が『寝台特急朝霧』に乗りこんだ。彼女の目的は、“消えた死体を捜す”こと――。
 その女性の名は、天乃瞳子(天海祐希)。瞳子はかつて敏腕刑事だったが、がんを患った夫の看病のために退職。夫が他界した後、その優秀さを買われて危機管理のプロとなり、民間企業の顧問に就任していた。
 実は3日前、瞳子の亡夫の母・天乃雀(草笛光子)が『特急オリオン』に乗っていたところ、並走していた『寝台特急朝霧』内で男が女性の首を絞めているのを目撃。雀はすぐさま車掌に通報したものの、彼は彼女が寝ぼけているものと思い込み、取り合わなかったのだ。その後、念のため地元警察が線路際を捜索したが、死体は見つからなかったという。
 雀の訴えを聞いて憤慨した瞳子は、彼女の汚名を返上するため、警察を告発すると宣言。さっそく捜査に乗り出し、手がかりを探して同じ時刻の『寝台特急朝霧』に乗ったのだった。その動きを察知した唐木警部(勝村政信)や鈴木刑事(桐山漣)ら警察側がけん制してくるが、瞳子は意に介さない…。
 瞳子は、犯人が女性を殺害した後、車内の窓を開けて死体を放り捨てたものと推理。死体が投げ込まれたのは、線路に隣接して広がる製菓会社社長・富沢信介(西田敏行)邸の敷地の中だと思われた。
 瞳子は、知人の家政婦・中村彩(前田敦子)に富沢邸に潜入するよう指示。屋敷には、ワンマンな信介のほか、長女の恵子(原沙知絵)、執事の大山勝(嶋田久作)が同居しており、時折、次男・哲次(鈴木浩介)、三男・晴三(新納慎也)、亡き次女の夫・古川晋(矢柴俊博)、信介の担当医の佐伯慶一(石黒賢)らが出入りしていた。
 “スーパー家政婦”として名高い彩はすぐに富沢邸に雇われ、卓越したスキルで家事をこなしながら死体を捜しはじめるが、はたして消えた死体の行方は…!? さらなる殺人事件も起きる中、瞳子は事件の真相にたどり着くことができるのか…!?

コメント

【天海祐希(天乃瞳子役)コメント】

アガサ・クリスティ作品は、時代と国境を超えて世界中の方々に愛されています。謎解きもトリックもものすごく面白いのですが、作品の最も大きな鍵となるのは“人間の心の機微”。立場や男女の違いによって生じる感情が根底に描かれ、すべては人間が引き起こしたことなのだと考えると、とてもドラマチックで面白い作品ばかりです。彼女がどんな風に考えて作品を書いていたのか、とても興味をそそられますね。
列車を舞台にしたミステリーは今となっては定番に思えるかも知れませんが、この『パディントン発4時50分』の発表当時はとても衝撃的な内容だったのではと思います。登場人物のキャラクターも個性豊かで、さまざまな人間が絡み合うミステリーなので最後まで楽しんでいただけると思います。

(『大女優殺人事件~鏡は横にひび割れて~』主演の沢村一樹さんにメッセージを)
「がんばれ!」のひと言ですね(笑)。どんなストーリーなのかとても興味がありますし、沢村さん主演の作品を見るのはすごく楽しみ! 皆さんもぜひ二夜連続でご覧いただけるとうれしいです。
殺人事件を描いた作品ではあるのですが、ご家族で犯人や動機を推理しながら謎解きを楽しんでいただいてもよいのではと思います。出演者、スタッフ一同、皆で頑張った素敵なドラマですので、ぜひ楽しんでください。

【草笛光子(天乃雀役)コメント】

海外物のミステリーが好きですし、大好きなアガサ・クリスティの作品なので、お引き受けしました。 ミス・マープルの声を何本かやっているので、アガサ・クリスティ作品には親しみを持っています。
今回は事件の発端となって犯人を目撃する、出番は少ないけれど重要な役だと思い、楽しく演じました。
天海祐希さんとは初共演。西田敏行さんは『オリエント急行殺人事件』でちょっとお話ししただけでした。前田敦子さんもほかの作品でほんの少しすれ違っただけだったので、今回の皆さんとの共演はとても新鮮でした。特に、西田さんには引っ張られて、面白い反応が出ちゃいました。

【前田敦子(中村彩役)コメント】

アガサ・クリスティのミステリーは誰もが知っている作品ばかりなので、その世界に入れたことをとても嬉しく思います。私はスーパー家政婦役で、役名に“スーパー”が付いているので、とても気合いが入りました(笑)。
演じる上で、家政婦としての役目と、瞳子さんに潜入現場の状況を伝えるという2つの大事な役割があったので、その両方の立場をスムーズに行き来できるよう心掛けました。また、お茶目な顔がたくさんある役なので、作品の中で浮かないよう、大切に演じることに気をつけました。
天海祐希さんは本当に格好良くて美しいです。長ゼリフもすべて完璧におっしゃっていて、とにかくカッコイイ!のひと言です。西田敏行さんはお茶目なシーンをさらに素敵にさせちゃう、とてもユーモアに溢れている方で、現場をいつも和やかにして下さいました。
瞳子さんの右腕として役に立つよう、精一杯頑張っている彩の姿を見ていただけたら嬉しいです。

【原沙知絵(富沢恵子役)コメント】

この作品にお声がけいただいたときから、どのように演じるべきなのか、アガサ・クリスティ作品に参加させていただける喜びと緊張で撮影が始まるまでの日々、そわそわしていました。
いざ撮影が始まると和泉聖治監督がスマートに、アガサ・クリスティの独特な世界観に引き込んでくださりました。
日本を代表する素晴らしい役者の皆様のお芝居に圧倒される日々、刺激的で幸せな現場でした。

スタッフ

(原作)

アガサ・クリスティ『パディントン発4時50分』(ハヤカワ文庫刊)

(脚本)

竹山洋

(監督)

和泉聖治

(音楽)

(チーフプロデューサー)

五十嵐文郎(テレビ朝日)

(ゼネラルプロデューサー)

内山聖子(テレビ朝日)

(プロデューサー)

藤本一彦(テレビ朝日)
山形亮介(角川大映スタジオ)

(制作協力)

角川大映スタジオ

(制作)

テレビ朝日