2018年325日(日) よる9:00


あの名警部・相国寺竜也が帰ってくる!!
沢村一樹が再びアガサ・クリスティの世界へ…
大女優が開いた豪華絢爛なパーティーでひとりの女性が殺される
しかし容疑者だらけで捜査は難航…
警視庁きっての変わり者警部が最大の謎に挑む!!

■沢村一樹演じる名警部が再びアガサ・クリスティの世界に戻ってくる…!

 あの警視庁きっての名警部が、再びアガサ・クリスティの世界に…!
 昨年3月、日本で初めて映像化され大きな話題を呼んだアガサ・クリスティ不朽の名作『そして誰もいなくなった』。八丈島沖の孤島・兵隊島で起きた不可解な連続殺人事件の謎を鮮やかに解き明かしたのが、沢村一樹演じる警視庁捜査一課・特別捜査係の警部・相国寺竜也(しょうこくじ・りゅうや)でした。
 事件に関する入念な下調べと鋭い観察眼、独特の空気感と特徴的な喋り方――沢村が演じたドラマオリジナルキャラクターの相国寺は、事件の不可解さと相まって、視聴者に強烈な印象を残しました。そんな相国寺が2018年、再びアガサ・クリスティの世界に戻ってきます!

■大女優のパーティーで起きた殺人事件! 容疑者だらけの事件の謎を解き明かす!

 今回、彼が飛び込む世界は、アガサ・クリスティが1962年に発表した『鏡は横にひび割れて』。エリザベス・テイラー主演でハリウッドでも『クリスタル殺人事件』として映画化された、傑作小説です。
 大女優が開いた豪華絢爛なパーティーで起きたひとつの殺人事件。犯人の標的は、その大女優だったのではないかと見られる中、第2、第3の殺人が起きていく――という謎多き連続殺人を、スリリングに描いていきます。
 何者かに脅迫を受けていた大女優、そして彼女を取り巻く、一癖も二癖もある怪しい人物たち…。容疑者だらけで捜査が難航する中、相国寺が最大の謎に挑んでいきます!

 真犯人はいったい誰なのか? そしてその本当の標的は誰なのか…? 警視庁きっての名警部・相国寺が、鏡の如く、鮮やかに真相を映し出します!

登場人物

相国寺竜也(しょうこくじ・りゅうや)

沢村一樹

警視庁捜査一課・特別捜査係の警部。事件に関する下調べには余念がなく、現場においてはどんな些細な証拠も見逃さない鋭い観察眼を持つ。八丈島沖の孤島で起きた奇妙な連続殺人事件では、鮮やかな推理で事件解決をした一方で、現場を再現して検証してみないと気が済まないというこだわりも見せた。独特の空気感と特徴的な喋り方で、周囲の人間を翻弄する。

朝風沙霧(あさかぜ・さぎり)

財前直見

映画女優。まど香とは因縁の仲。“神の館”で開かれたパーティーに派手なブラスバンドを伴って現れる。

多々良伴平(たたら・ばんぺい)

荒川良々

警視庁捜査一課・特別捜査係の刑事。八丈島東署時代に、相国寺とコンビを組んで事件を解決。その縁で警視庁捜査一課に転属してくる。

谷口小雨(たにぐち・こさめ)

川口春奈

報道カメラマン。映画界にカムバックを果たしたまど香に強い関心を抱き、写真集を出すため密着取材をしている。

軽鴨兵庫(かるがも・ひょうご)

八嶋智人

調布南署捜査課の警部。“神の館”で起きた殺人事件の担当になる。

神ノ小路公記(かんのこうじ・こうき)

中原丈雄

不動産グループのCEO。凛の夫。

岬笛子(みさき・ふえこ)

水沢エレナ

警視庁捜査一課・特別捜査係の刑事。通称・ピー子。

神ノ小路凛(かんのこうじ・りん)

平岩紙

“神の館”元オーナーで旧家の名士。おしゃべり好きで、まど香の大ファン。“神の館”で開かれたパーティーで何者かに毒殺される。

段原平臣(だんばら・ひらおみ)

津川雅彦

女優・朝風沙霧が所属するプロダクションの社長。

海堂粲(かいどう・あきら)

古谷一行

まど香の夫で映画監督。まど香とは8年前に結婚し、業界でもおしどり夫婦として有名。

綵まど香(いろどり・まどか)

黒木瞳

映画女優。病から13年ぶりに映画界にカムバックを果たす。復帰作『鹿鳴館の華』のためだけに撮影所近くの大きな屋敷“神の館”を購入し、そこに地元の名士たちを招いて盛大なパーティーを催す。しかしそのパーティーで悲劇的な事件が起こり…?

あらすじ

 映画界の大物女優・綵まど香(黒木瞳)が13年ぶりにスクリーン復帰を飾る映画『鹿鳴館の華』――まど香の夫でもある監督・海堂粲(古谷一行)がメガホンをとった同作品が、マスコミ大注目の中華々しくクランクインする。
 まど香が撮影の間の滞在のためだけに購入したという屋敷で開かれたパーティーの最中、その屋敷の前持ち主・神ノ小路凛(平岩紙)が死亡。劇薬が含まれる鎮静剤を飲んでいたダイキリに混ぜるという周到な殺害方法から、警視庁捜査一課・特別捜査係の警部・相国寺竜也(沢村一樹)は「明らかな計画殺人」と位置づける。
 さらに聞き込みの結果、そのダイキリは凛が飲んでいたものではなく、まど香のものだったことが判明。狙われたのは実はまど香だったのか、と思った矢先、そのダイキリを作ったのは夫の海堂だったことがわかる!
 パーティー会場で招待客たちが撮っていた写真を片っ端から集め、証言と照らし合わせながら現場の状況を確認していく相国寺。その中で彼が気を留めたのは、まど香が階段の踊り場に目を向けたときに“何かに驚いたような表情”をしていたということだった。
 まど香は何を見て驚いたのか――それを聞こうと彼女を訪ねた相国寺は、そこでまど香がこの数日で3通の脅迫状を受け取っていたことを知る。脅迫状のことは夫である海堂には言わないでくれ、と懇願される相国寺。状況的に海堂の怪しさが増していく中、まど香の元に「キサマが自分のグラスにクスリを入れるのを見たぞ」という妙な電話が…。さらに、飲もうとしたコーヒーにヒ素が混入されるという事態も起こる!
 間一髪、ヒ素入りのコーヒーを飲まずに済んだまど香だったが、その直後、海堂の秘書・朱田〆子(西尾まり)がアレルギー用の吸入器に混入したヒ素で殺害されてしまう。
 その後も、相国寺たちの捜査により、かつてまど香が、ライバル女優の朝風沙霧(財前直見)と、ひとりの男性を巡って争った過去があることが明らかに。次々と衝撃的な事実が判明していく中、ついに3人目の犠牲者が出る…!

コメント

【沢村一樹(相国寺竜也役)コメント】

僕が演じる相国寺竜也は、昨年3月に放送した『そして誰もいなくなった』にも登場した警視庁の警部です。孤島の屋敷に張り巡らされた巧妙なトリックの数々を解き明かしていくに値する天才的な刑事とは、どんな人だろうということを想像しながら作り上げた少し濃いめのキャラクターでした。
その相国寺が再びアガサ・クリスティの世界に戻ってくることになりました。今作『大女優殺人事件~鏡は横にひび割れて~』は、ある大物女優と、彼女を取り巻く人々の物語です。描かれる人々のストーリーと、殺人事件に紐づく推理モノの両方が楽しめる作品となっており、そこを分けて見ていただくとより物語が引き立つのではないかと思います。
物語の全体を通して人間の“情念”というものも感じられるドラマで、登場人物たちも激しい感情を持つ人ばかり。その中に入った相国寺との対比もまた、楽しんでいただける要素のひとつとなっています。『そして誰もいなくなった』のとき、僕は、みなさんが亡くなってしまってからの登場だったので、容疑者たる人物たちには会うことができなかったのですが、今回はたくさんの“容疑者たち”にも対面できておりますので、相国寺がどのようにトリックを解明し、事件を解決していくのかご期待ください。

(『パディントン発4時50分~寝台特急殺人事件~』主演の天海祐希さんからのメッセージを受けて…)
セリフが少ないなんて話をしていたんですけど、実際、最後の謎解きのシーン、10ページを1カットの長回しで撮ったんです!「楽なんですよ、天海さんより♪」と言っていた自分がバカだった!と後悔しています(笑)。『パディントン発4時50分~寝台特急殺人事件~』で天海さんが演じる探偵役も楽しみにしています!

『パディントン発4時50分~寝台特急殺人事件~』、そして『大女優殺人事件~鏡は横にひび割れて~』。同じアガサ・クリスティ作品でも、まったく違った推理劇となっていますので、その違いを存分に堪能していただきたいと思います。

【黒木瞳(綵(いろどり)まど香役)コメント】

この作品のお話をいただいて、エリザベス・テイラーが演じた役だと知ったときは正直、「私には無理じゃないかな」と思ったんです。でも、原作の『鏡は横にひび割れて』は、人間の“情”に訴えかける物語であり、とてもオーソドックスなミステリー。そんな作品の魅力も同時に感じ、挑戦してみようと決心しました。
今はミステリーと言うと、いろんな作品があり、トリックもさまざま。この作品にはそういった奇をてらった部分はないですが、逆に登場人物のバックグラウンドをとても丁寧に描いています。そういったところが現代ではなかなかないミステリー作品なのではないでしょうか。
アガサ・クリスティは本当に普遍的なミステリー作品。何年経っても、どの時代においても色褪せないのは、物語の中にしっかりと人間の“心”が描かれているから。この作品も登場人物がさまざまで、それぞれに背景・事情があるというところが面白いと思いました。

私が演じる綵まど香(いろどり・まどか)という女優は、愛に飢えた女性。愛がすべてで、愛に満たされたいと思いながら生きてきたのだと思います。すべての行動原理は“愛”で、世間体とか地位とか名誉とか、そういうことをすべて抜きにして生きている女性――そのように理解しないと演じることが難しい役でもありました。
同時にまど香は“無垢”なイメージでもありました。身につける衣装なども白を基調にしたもの。回想シーンは柄のあるものなどを選びつつ、現代のまど香との違いを表現しました。そうそう、50代にしてウエディングドレスも着てしまいました(笑)。そちらもよかったら楽しみにしてみてください(笑)。

沢村一樹さんとはこれが初めての共演でした。役柄上でまど香は相国寺さんがいらっしゃるとき「どんな刑事さんが来て、どんなことを聞かれるのだろう」とドキドキするわけですが、私自身も沢村さんと初めてお会いする日だったので、まど香の気持ちとシンクロし、新鮮な気持ちで相対することができました。沢村さんも同じ気持ちでお芝居をされたのではないでしょうか。
『大女優殺人事件~鏡は横にひび割れて~』は、クラシックな香りのする作品の中で、“女優”を貫いたひとりの女性の生き様を描いた作品。現代に甦ったアガサ・クリスティの世界を、存分にお楽しみください。

【財前直見(朝風沙霧役)コメント】

“ミステリーの女王”のアガサ・クリスティ作品は、初めてです。主演の沢村一樹さんはじめ黒木瞳さん、津川雅彦さん、古谷一行さんなどベテラン俳優さん達と、久しぶりにお芝居する事が出来て嬉しかったです。
私の役・朝風沙霧は一癖ある女優で、呼ばれていないパーティーにブラスバンドを連れて来るような人です。私だけでなく、皆さんいろいろな意味で怪しいので、是非とも楽しんで観てください。

【荒川良々(多々良伴平役)コメント】

ア・ガ・サ・アガサ!クリスティ!です。
大女優殺人事件です!
乞うご期待!

【川口春奈(谷口小雨役)コメント】

アガサ・クリスティ作品は初めてで、しかも、こんな大先輩方とご一緒させて頂けて、現場ではいい緊張感の中でやらせて頂くことが出来ました。私は報道カメラマンの小雨という役を演じさせてもらいましたが、小雨だけではなくみんながどこか怪しくて独特な世界観です。細かい表情や動きなどを見逃さずに楽しんで頂けたら嬉しいです。

【津川雅彦(段原平臣役)コメント】

これまで、たくさんのドラマプロデューサーを観察して来たお陰で、ちょっとカッコ良い役に挑戦出来ました。

【古谷一行(海堂粲役)コメント】

私の役は映画監督です。
妻は大女優です。
監督と主演女優が久し振りにコンビを組んで『鹿鳴館の華』という大作映画の撮影に入ります。
監督役は初めてです。撮影現場のシーンも当然あります。
自分自身が身を置く世界で多少照れくさい所があります。
撮影シーンでは役者さんに設定の説明、スタッフにはカメラアングル、照明のタッチ等、アドリブでセリフを考え演じています。
でも、やはり照れますネ。

スタッフ

(原作)

アガサ・クリスティ『鏡は横にひび割れて』(ハヤカワ文庫刊)

(脚本)

長坂秀佳

(監督)

和泉聖治

(音楽)

(チーフプロデューサー)

五十嵐文郎(テレビ朝日)

(ゼネラルプロデューサー)

内山聖子(テレビ朝日)

(プロデューサー)

藤本一彦(テレビ朝日)
山形亮介(角川大映スタジオ)

(制作協力)

角川大映スタジオ

(制作)

テレビ朝日