名称 イオンカップ2010世界新体操クラブ選手権
日時 2010年10月8日(金)〜10日(日)
場所 東京体育館
主催 社団法人日本新体操連盟
共催 国際体操連盟(F.I.G)、財団法人日本体操協会
後援 外務省、文部科学省、東京都、財団法人日本体育協会、UNHCR(国連難民高等弁務官)駐日事務所
協力 日本UNHCR協会
参加クラブ 13の国と地域より15クラブ
参加国 【シードクラブ】ロシア、ウクライナ、アゼルバイジャン、イスラエル、ブルガリア
【海外参加クラブ】ベラルーシ、チェコ、ハンガリー、イタリア、ノルウェー、タイ、トルコ
【日本】第19回全日本新体操クラブ選手権・クラブ対抗上位クラブ、イオン(千葉)、
安達新体操クラブ(千葉)、飛行船新体操クラブ(千葉)
対象年齢 【シニア】16歳以上
【ジュニア】13-15歳
競技方法 世界各国のクラブ代表3名の個人競技大会で「世界No.1クラブ」を決定します。
3名の個人競技の得点を合わせた「クラブ対抗」と「個人総合」で競技します。
■クラブ対抗/各クラブ代表選手3名(シニア2名、ジュニア1名)の個人演技の合計点でクラブ世界一を競う
■個人総合/シニア、ジュニアごとに個人総合順位を決定。
 ※F.I.G.公認の世界で唯一のトーナメント競技大会
(1997年度よりF.I.G公認の世界で唯一のトーナメント競技大会)
種目

【シニア】
ロープ、フープ、ボール、リボン

【ジュニア】
ロープ、フープ、ボール、クラブ

観覧 チケットぴあにて 9月13日(月)より発売開始
TV放映 2010年10月11日(祝)10:30-11:25 テレビ朝日系列全国放送予定

スポーツ界最大のイベント「オリンピック」が北京で開催されてから2年がたちました。 新体操界をはじめとするスポーツ界では2年後のロンドンオリンピックに向けて動き始めています。昨年開催された世界選手権三重大会で17年ぶり史上4人目となる個人総合と種目別を全制覇したE・カナエワ(ロシア/ガスプロム所属)は、9月に行われたモスクワ大会でも圧巻の強さを見せつけ、個人総合、種目別と3冠を成し遂げました。現在はこのカナエワ選手を中心に新体操界はトップ争いが演じられおります。この「イオンカップ」でジュニアの部3連覇で世界デビューしたカナエワ。カナエワは北京オリンピック金メダリスト、世界選手権史上4人目の5冠、そして、前回「イオンカップ」覇者として日本に戻ってきます。

昨年の世界選手権三重大会を最後にA・ベッソノワ(ウクライナ)、O・カプラノワ(ロシア)など世界選手権覇者たちが一線を退いた今、2年後のオリンピックに向けて新体操界に新星が続々誕生して います。このカナエワと争うのがD・コンダコワ(ロシア/ガスプロム所属)です。昨年の三重大会で個人総合、種目別2種目で2位につけたコンダコワは9月の世界選手権モスクワ大会で個人総合3位のM・スタニウ タ(ベラーシ/ディナモミンスク所属)、A・ベッソノワの後継者で「イオンカップ2006・2007」とジュニア準優勝しているA・マクシュメンコ(ウクライナ/デルギナスクール所属)など新たなメダリスト候補たちが 続々来日します。他にも個性的な演技で世界にファンを持つN・ゴデュンコ(ウクライナ/デルギナ・スクール)など世界の強豪が集まり、世界最高の舞をここ東京に運び込みます。

世界で唯一のジュニア選手の世界大会も兼ねる「イオンカップ・ジュニアの部」では、ジュニア選手たちの活躍も見逃せません。アテネオリンピック金メダリストのA・カバエワ(ロシア)、北京オリンピッ ク金メダリストE・カナエワのように「イオンカップ・ジュニアの部」は将来の金メダリストたちにとって世界への登竜門でもあるのです。「イオンカップ96-97」を2連覇したA・カバエワ、同時期カバエワと優勝を争ったA・ベッソノワ、2003-2005まで大会史上初の3連覇を成し遂げたE・カナエワとメダリストを送り出し続けた「イオンカップ・ ジュニアの部」。オリンピックが終わった今年、世代交代が一気に進む事が予想されることからも、2012年のロンドンオリンピックのメダリストがこの「イオンカップ・ジュニアの部」から躍進することを容易に想像させてくれます。

このように現在の新体操界では、「イオンカップ・ジュニアの部」優勝というジュニア世界チャンピオンの栄誉を得て、シニアデビューすることが、オリンピック金メダリストへのサクセスストーリーとなっています。

オリンピック金メダル登竜門「イオンカップ2010・ジュニアの部」の狭き門をくぐるのは今年は誰なのか?世界中の関係者が見守るなか、熱戦が繰り広げられます。

本大会はシニア選手2名・ジュニア選手1名の3人の合計点によってクラブ得点が決定します。第2ラウンドからは世界で唯一のトーナメント方式の競技方法を導入しています。新体操はその競技の特性から、競技中の緊迫感、興奮度に欠けやすくなりがちです。本大会では、トーナメント方式を導入することで、よりエキサイティングな「クラブ対抗戦」の色を強め、これにより一層緊迫感の漂う、ハイレベルな展開となることが予想されます。

また、DJアナウンサーを採用し、会場全体の雰囲気も興奮度の高い競技へと盛り上げて参ります。

  • Evgeniya Kanaeva(エフゲニヤ・カナエワ)

  • DARIA Kondakova(ダリア・コンダコワ)

  • MELITINA Staniouta(メリチナ・スタニオウタ)

  • ANNA Gurbanova(アンナ・グルバノワ)

  • SILVIYA Miteva(シルビヤ・ミテワ)

  • IRINA Risenzon(イリーナ・リゼンゾン)

  • 山口 留奈(やまぐち るな)

  • 小西 夏生(こにし なつき)

  • 早川 さくら(はやかわ さくら)

  • 日高 舞(ひだか まい)

  • 三上 真穂(みかみ まほ)

  • 加藤 侑希(かとう ゆうき)

  • 平田 美沙紀(ひらた みさき)

  • 宮本 枝実(みやもと えみ)

  • 佐々木 南海(ささき みなみ)

クラブ対抗

順位 クラブ名 国名
1位 ガスプロム ロシア
2位 ディナモ・ミンスク ベラルーシ
3位 デルギナ・スクール ウクライナ
4位 イオン 日本

シニア個人総合

順位 名前 クラブ名 国名 得点
1位 エフゲニヤ・カナエワ ガスプロム ロシア 116.325
2位 ダリア・コンダコワ ガスプロム ロシア 114.850
3位 メリチナ・スタニオウタ ディナモ・ミンスク ベラルーシ 110.175
4位 リボフ・チャルカシナ ディナモ・ミンスク ベラルーシ 109.250
5位 アリーヤ・ガラエワ ネフチ アゼルバイジャン 109.125
6位 シルビヤ・ミテワ イリアナ・イオン ブルガリア 108.450
7位 アリーナ・マクシュメンコ デルギナ・スクール ウクライナ 108.250
8位 山口 留奈 イオン 日本 105.075
9位 ナタリア・ゴデュンコ デルギナ・スクール ウクライナ 104.625
10位 小西 夏生 イオン 日本 100.425

ジュニア個人総合

順位 名前 クラブ名 国名 得点
1位 ダリア・スワトコフスカヤ ガスプロム ロシア 103.500
2位 アリーナ・チャロバ ディナモ・ミンスク ベラルーシ 102.300
3位 ビクトリア・シュンカレンコ デルギナ・スクール ウクライナ 100.600

  • 10月8日ハイライト

  • 10月9日ハイライト

  • 10月10日ハイライト