STORYストーリー

2017年4月26日(水)よる9:00~

第3話

 音楽出版社社長・良美(藤真利子)の他殺体が自宅から発見された。良美は目が不自由な女性ピアニスト・響子(夢咲ねね)とその妹・真子(梶原ひかり)と同居。事件当夜は、良美が新人ピアニストを招待する恒例のプライベート演奏会が行われていた。終了後は、若手ピアニストの子音(黒川芽以)は帰宅。真子は料理で使用した道具をバイト先の店に返しに行き、響子は部屋で就寝。真子が店で眠ってしまったため、朝になって響子が良美の遺体を発見していた。

 直樹(井ノ原快彦)は、現場のゴミ箱に捨てられたブラームスのクラリネット三重奏曲のCDを発見。響子に聞くと、演奏会後に聴いて棚にしまい損ねたようだという。さらに現場にはブルーチーズがあったが、真澄(原沙知絵)の検視では被害者の胃からブルーチーズが発見されなかった。なぜチーズを食べなかったのか?直樹は気になって仕方がない。

 ブラームスの三重奏曲は、良美が3年前に響子の才能を見出した曲であることがわかった。当時は響子がピアノ、妹の真子がチェロを担当していたが、真子によると良美の勧めでチェロを辞め、料理の世界へと転身したらしい。
 青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は、その真子が事件当夜、バイト先の店長からタクシー代を借りていたことを知る。店で眠ったというのはウソ…!?

 志保(羽田美智子)と村瀬(津田寛治)は、良美が事件当夜の深夜2時半過ぎに子音を誉めるメールを送信していた事実をつかむ。犯行は2時半以降。真子がタクシーで帰宅したのなら間に合う時間だ…。

 さらに、かつての響子の恋人で元クラリネット奏者の桐野(村上剛基)が捜査線上に浮上した。その桐野の証言で被害者・良美の意外な一面が明らかになっていく…。二転三転する捜査の行方は!?


ゲスト

春田良美 … 藤真利子
桜坂響子 … 夢咲ねね
桜坂真子 … 梶原ひかり
一ノ瀬子音 … 黒川芽以