NEWSニュース

2016年3月29日

10年を終えて新たな1年目がスタートする『9係』。
会見で変わらぬチームワークの良さを披露!

■11年目もチームワークは健在!囲み会見では、にぎやかなクロストークを。

 「season11」を変わらぬチームワークで盛り上げる渡瀬以下レギュラーメンバーが囲み会見に集合。1年ぶりの再会にもかかわらず、変わらぬ仲の良さをアピールするクロストークを展開してくれました。

■この11年で一番変わったと思う人は?メンバーがそれぞれの思いを!

 撮影の合間を縫って行われた会見だったため、撮影時間が延びてしまい、開始予定時間より遅れてキャストの挨拶がスタート。すると吹越満がいきなりテーブルに上がり「撮影が押してしまい申し訳ございませんでした」と土下座でおわび。それを見たメンバーが大笑いするという、なごやかな幕開けとなりました。

 この11年でキャストの中で誰が一番変わったのか?という質問に井ノ原快彦は「津田寛治さんです。先輩に対して失礼だと思うんですが、年々可愛くなっているなぁ、と思うんです」と回答。「津田さん、羽田さんと3人でお弁当を食べる時間があったんです。そのときのゴーヤチャンプル弁当がすごく美味しくて、津田さんと『このお弁当美味しいですね』『ホントだ、美味しいねー。これにして良かったね』という会話をしたんですが、ただそれだけの会話がなんだかすごく幸せで。『ずっとこの時が続けばいいのに』って思いました(笑)」とエピソードを披露。すると津田は「それは僕が変わったというより、イノッチが変わってきていると思う。俺の可愛さに昔は気付いていなかったんじゃない?」と返して、周囲を笑わせていました。

 その津田が「変わったと思う人」は「中越典子さんです!シーズン1の頃は少女のようだったのに、歳を重ねるごとにどんどん少女から大人の女性に変わっていって…」と言うと、中越は「たしかに声はハスキーになったと思います。舞台で酷使したからかな?(笑)この11年間でいろんな方と出会い、いろんなお仕事をさせていただいたので、変わったと言っていただけるのは嬉しいことですね」と笑顔で返していました。

 そんな中越が「変わったと思う人」を「やっぱりイノッチさんです」と即答すると、津田も「アイディアを言うようになったよね。お芝居についての自分の意見というか…」と同調。
井ノ原は「10年以上演じる役なんてなかなかないですし、ずっと見ているのが“自分”ということになってくると、自然とそうなってくるのかもしれませんね。29歳でこのドラマを始めて、今年で40歳になりますから。それはみんな変わりますよね(笑)。それくらい大きな作品なんだと思います。ただ長くやろう、と思っても出来ませんから」と感慨深げでした。

 羽田美智子は「一番変わったのはやっぱり渡瀬さんかな、と思いました」と思いを披露。「今回現場でもすごく感じたんですけども、アイスピックで洋服を破かなきゃいけないシーンで、スタッフの若い方が一生懸命になって、とにかく破こうとしたときに、渡瀬さんが『破ります、ということを相手の役者さんに伝えてからやれ』とおっしゃっているのを聞いて、すごく感動したんですね。なぜそれが危ないかをちゃんと教えていこうとされているのを、今年の渡瀬さんには感じるので」。

 同じく渡瀬を指名した田口浩正は「僕もそう思います。渡瀬さんが変わったところは、最初のお祓いのときに神主さんの挨拶があったじゃないですか。渡瀬さんが二礼二拍手したときに、流れていたCDが渡瀬さんの拍手で音が飛んだんですよ! そのときに『あっ、この番組、間違いない!』と(笑)」。

 自らを「変わった」というのは吹越満。「みんなは気づいてないかもしれないけど、オレが変わった!毎回言っているんだけど、ここは『9係』の現場だから、青柳を演じている現場だから、自分が渡瀬さんに教えてもらったことなどをやっていることが多いんです。そのやり方は他の現場ではしていません。でも最近、他の現場に行って、次のカットの撮影法を考えて、あのケーブルは今片付けておいた方が早いとか、次はレールを使うんだから早く持ってくればいいのに、とか(笑)。そういうのって覚えてくるんですよね。渡瀬さんに知らないことを教えてもらったという点で言うと、オレは変わったよ!」

 最後に原沙知絵は羽田美智子が「変わった」と思うとか。「羽田美智子さんとは常日頃からプライベートでもお会いしていて、私はよく知っているつもりでいたんですけど、なんか若返っちゃっているんですよ!子どもに戻ったような、無邪気な笑顔で、まるで少年のような…。今年のミッチーは何かが違うんです(笑)」。
 これを受けて羽田は「毎年、今年はこんなふうにやろうとか、心模様って変わりますよね。無意識な部分と意識的な部分と両方かもしれないですけど、実は松本プロデューサーに言われた『11年目ではなく、新1年目のつもりでやってください。今回は原点回帰です』という一言で、『原点に戻ろう』と思って。無意識にそうなっているのかもしれないな、と思います」。

 そんなメンバーそれぞれの言葉に全員が耳を傾け、笑いながら突っ込んだり、感心したり…。最後までチームワークの良さを見せつけつつ、新たな『season11』への期待感を大きく膨らませる会見となりました。

【渡瀬恒彦(加納倫太郎役) コメント】

 『9係』は昨年で10年、今年11作目がはじまりますが、キャストもまったく移動することなく、チームとしてまとまって11年目を迎えることができました。本当に皆様がご覧になってくださるからこそ続いているわけですので、今年もぜひテレビの前に座ってお楽しみください!

【井ノ原快彦(浅輪直樹役) コメント】

 今年で11年目ということで、倫子ちゃんとは11年間くっついたり離れたり、ずっとモヤモヤしていましたが、今年はさらなる進展があります! 野際陽子さんも新キャストとして参加してくださるということで、楽しい撮影を日々こなしております。

【羽田美智子(小宮山志保役) コメント】

 今日も朝から撮影があったのですが、6歳のお子さんが子役として参加していまして、“この子が生まれる前からこのドラマをやっているんだな”と思い、11年という重みをすごく感じております。この作品、そしてこの仲間に出会えて本当によかったなと心の底から思います。10年ひと昔といいますが、そのひと昔が終わって1年目として新しい気持ちで取り組んでおります。

【中越典子(石川倫子役) コメント】

 11年という長い年月、ずっと同じ役を演じられるというのは、自分の中では唯一、このドラマしかありません。直樹さんと倫子との関係になかなか進展がありそうでなかったのですが、今年は大きな一歩があるんじゃないか、という期待を抱きながら撮影しています。長い期間、渡瀬さんを筆頭に皆さんとお仕事できたことは、私の人生の中でもとても大切なもの。これからも視聴者の皆さんに見守っていただきたいと思います。

【吹越満(青柳靖役) コメント】

 『9係』が11年目にして(番組の)公式ツイッターを始めたんです。なんでもっと早く始めなかったんだろうと思いますが、そっちの方もよろしくお願いいたします。今年の青柳の絶対領域(ズボンの裾をあげて)ソックスは、白と黒のストライプにしてみました! ココが僕のみどころです!!

【田口浩正(矢沢英明役) コメント】

 11年間もやると、皆といつも一緒にいるような感じですね。撮影がないときも会ったりしているので、自然に現場に入ることができ、和気あいあいとやっている次第です。ぜひ楽しみにしてください!

【津田寛治(村瀬健吾役) コメント】

 11年のキャリアは無意識の中にしっかり入りこんでいるので、心の中では新たな1年目、新たな『9係』が始まったという思いでやっていきたいです。それと、僕の中では、前回にも増して事件を大事にしていきたい。殺人事件が起きている現場の中で、我々がどう関わっていくか。この『9係』はご存じのようにカーチェイスもなければ銃撃戦もありません。人と人との関係を一番大事なものとして描いている刑事ドラマなので、そこを僕の中ではブレないようにしっかり作っていきたいと思っています。

【原沙知絵(早瀬川真澄役) コメント】

 この世界でたくさんの役者さんがいる中で、また11年目にこの私を選んでいただけて、ありがたいの一言です。今年も新たな気持ちで頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

NEWS LIST