STORYストーリー

2014年8月20日放送

第7話「殺しの処方箋」

 独身セレブが集まるフィットネスクラブに真澄(原沙知絵)と参加した志保(羽田美智子)。イケメン実業家の藤木(姜暢雄)といい感じになりかけるが、クラブの上の階にあるホテルの一室で客が自殺。駆けつけた所轄署刑事に刑事であることをバラされて落ち込んでしまう。

 志保の思わぬ“婚活”に気が気でない村瀬(津田寛治)だったが、倫太郎(渡瀬恒彦)は、志保の“自殺”という報告に疑問を抱き、直樹(井ノ原快彦)とともに昼食を装い真澄のもとへ。倫太郎の動きを察知した青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)も行動を開始する。

 死んだ水川(伏見哲夫)は、数年前に会社を潰して破産。さらに末期がんを患っており、自殺する動機は十分だ。
 倫太郎と直樹は、水川の娘・博美(村井美樹)に話を聞くが、父親とは中学生のころに出て行ったきり、ここ15年ほど会っていないという。そんな父を恨んでいるらしく自殺の動機についても心当たりはない、と取りつく島もない。

 水川の首から2種類のロープの痕が見つかり、やはり他殺であることが判明した。直樹の報告に青柳らも勢いづくが、志保や村瀬に報告せず、またも勝手に捜査を継続。そんな青柳に矢沢も呆れながらも従うしかない。

 博美が事件の直前に訪ねてきた父親を追い返していたことがわかった。しかも、水川に早く死んで保険金を、といった言葉まで投げつけていたとか。博美は母親の治療費を稼ぐため、健康食品などを売るネットワークビジネスに手を染めるなどお金に困っていたらしい。金のために自分たちを捨てた父を殺害した?

 青柳らの捜査で、水川に多額の融資をしていた悪徳金融会社の段田(手塚とおる)が浮上。しかし、志保は事件をよそに藤木といい関係を築いていく。そんな2人を良く思わない村瀬は、藤木の会社が主催する健康食材を使う料理教室に参加。藤木が複数の女性講師と関係があるという噂を耳にし、志保と藤木の前でぶちまけてしまう。そんな村瀬に志保の怒りが爆発して…。
 容疑者が浮上しながらも、カヤの外の志保と村瀬。事件の行方は!?

【ゲスト】
水川博美……村井美樹
藤木俊一……姜 暢雄
段田友則……手塚とおる
水川義男……伏見哲夫

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