2014年5月21日

今年はメモリアルシーズン!! 「9係」が9年目に突入!
『警視庁捜査一課9係』2014年7月スタート

今年はメモリアルシーズン!! 「9係」が9年目に突入!
超個性的な7人の捜査官の、熱い2014年夏が始まる!
先の読めない展開と重厚かつ濃密な人間ドラマ。
本格刑事群像ドラマの記念すべき9年目の、
壮大なプロジェクトが始動!!

警視庁捜査一課9係
2014年7月スタート 【毎週水曜】 よる9:00~よる9:54放送

■9年目のメモリアル!「9係」の個性派刑事が帰ってくる!
 2006年4月にスタート。警察官である前に普通の生活者である、個性豊かな刑事たちが、それぞれの背景、事情を抱え、時に激しく対立しながらも難解な事件に挑む「警視庁捜査一課9係」。新しいタイプの群像劇として、精密に練られた先の読めない意外性あふれる展開が多くの視聴者からの支持を頂き続けて、2014年7月、ついに記念すべき9年目のシーズンを迎えます。「9係」の“9年目”、シーズン9はメモリアルシーズンとして、番組では様々な仕掛けを展開していきます。

■キャラが立ちすぎて捜査でも対立!? それでも彼らの思いは一つ!
 “昼行灯”と揶揄されながらも実はキレものの係長、そんな係長に振り回される若手刑事、上昇志向の強い刑事、反骨精神むき出しの刑事、男社会で肩ひじ張って生きている女性刑事、おおらかで愛妻家の刑事……、キャラが立ちすぎて交わることのない彼らは、事件の捜査でも対立。その行動はバラバラです。
 しかし、ただ一つ共通しているのは、全員が熱い正義感の持ち主である、ということです。一見バラバラに見える行動も、その目的は“事件の解決”であり、“犯人の逮捕”なのです。

■これまでにはさまざまなエピソードが。そして9年目は壮大な展開が!
 この8年の間には係長を補佐し、捜査を仕切る主任も何度か交代しました。別の係に異動になり、戻ってきた刑事もいます。辞職に追い込まれそうになった刑事もいます。係の中で男性刑事と女性刑事が酒に酔い、一夜を共にしてしまったこともありました。そして、係長が犯人隠匿を疑われ、上層部から拘束されそうになったときは、見事なチームワークで係長のピンチを救う、そんなこともありました。
 一つの難事件に挑みつつも、さまざまな人間模様を描き出してきた「9係」は、9年目に突入する記念すべき2014年に、さらに壮大な展開を目指します。

■事件の謎も人間ドラマもより深く!クォリティの高いストーリーを!
 個性的な9係の刑事たち、それぞれの人間ドラマもさらに深まり、難事件の解決にとどまらない、視聴者を引きつける深く味わいのあるストーリー展開に磨きをかけます。
 扱う事件のバリエーションを含め、冒頭から最後まで目が離せないスピーディーな展開と複雑な人間模様、そしてその深遠にある謎を解き明かす9係のメンバーたち。今シーズンは単なる一話完結にとどまらない、刑事たちの“濃いキャラクター”の背景にあるドラマも縦軸として丁寧に描きながら、本格刑事ドラマの原点である事件の謎や深い人間模様もクォリティの高いストーリーとして描き出していきます。

■刑事部屋のシーンが面白い!本格刑事群像ドラマがさらに進化!
 かつて加納係長役の渡瀬恒彦は、「9係」の魅力について「刑事部屋のシーンが面白い」と語ってくれました。それは数々の事件によって垣間見える“人間の持つ業”を、9係のメンバーが持つ“濃いキャラクター”を使って描いているからです。そこには突出したヒーローはいませんが、メンバー全員がヒーローでもあります。そんなほかでは真似ができない「本格刑事群像ドラマ」が、9年目のメモリアルシーズン、さらに進化し登場します。
 個性豊かな7人の捜査官たちの、さらなる活躍にご期待ください。


【主な登場人物】

加納倫太郎(かのう・りんたろう) ……… 渡瀬恒彦(わたせ・つねひこ)
警視庁捜査一課9係係長。階級警部。
部下達からは「昼行灯」とか「神出鬼没の狸オヤジ」と呼ばれている。
捜査の指揮を執る係長の身でありながら、どこかをほっつき歩くため『捜査をしない指揮官』と周囲から見られている変わり者だ。
何を考えているのか分からない言動が多いが、それにはすべて『彼なりの理由』があることに後になってから周囲の人々や視聴者にはわかる。
上司の娘と結婚し、一子を儲けるが、捜査に没頭するあまり離婚。
その後元妻は他界し、娘・石川倫子(みちこ)からは長らく敵視されていたが、最近やっと和解した。とはいえ相変わらず距離を置かれている。
それ以外のプライベートは謎だらけ。

浅輪直樹(あさわ・なおき) ……… 井ノ原快彦(いのはら・よしひこ)
警視庁捜査一課9係刑事。階級巡査長。
倫太郎とコンビを組む若手刑事。
見た目も言動も今時の若者だが、実は正義感が人一倍強く、曲がった事が大嫌いな性格の持ち主。頭の良さや運動能力に関しては二十代で捜査一課に抜擢されただけのことはある。
倫太郎の娘・石川倫子とつきあっている。

小宮山志保(こみやま・しほ) ……… 羽田美智子(はだ・みちこ)
警視庁捜査一課9係刑事。階級警部補。
9係の紅一点。だが、そういう扱いを最も嫌う女性。
男性社会で男に負けじと肩肘張って生きてきて、気がつけば三十路を超えていた。
立ち止まると自分の人生を振り返り、『私は何をしているのだろう?』と後悔をしてしまうので、ひたすら走り続ける。
いくつもの恋に破れ、結婚に関しては現在あきらめの境地に。どうやら仕事に生きる女として覚悟を決めたようでもある。主任としての地位が確立されつつある。

村瀬健吾(むらせ・けんご) ……… 津田寛治(つだ・かんじ)
警視庁捜査一課9係刑事。階級警部補。
大学卒業後、ノンキャリアとして警視庁に入るが、自分の能力はキャリア以上と信じて疑わない自信過剰の男。
実際、頭の回転はよく、品行方正で、何をやってもそつのないエリート刑事である。
出世の事しか頭にないようだが、実は熱い刑事魂を内に秘めている。
出世の足がかりにと警察官僚の娘・安西つかさと婚約したが、彼女のほうが仕事に目覚めてしまい不穏な空気が…。そのせいか、このところ非常に性格が歪んできている。
警視庁捜査一課14係係長の経験はあるが、部下の刑事の不祥事により辞職を決意。しかし、加納倫太郎に9係に必要だと説得され、9係に再び配属された過去を持つ。

青柳靖(あおやぎ・やすし) ……… 吹越満(ふきこし・みつる)
警視庁捜査一課9係刑事。階級警部補。
反骨精神の塊のような男で、金持ちと上流階級が大嫌いな皮肉屋。
完璧主義者と自分のことを思っているが、コンプレックスを常に抱えた生き方はかなり不器用。『俺はこんな位置でくすぶっている器の人間じゃない』と思い込んでいる。
同居している恋人の垣内妙子は、かつてヤクザに覚醒剤漬けにされていたところを青柳が救出した。それゆえ麻薬関係の事件には過剰に反応する。妙子との関係をよく思わない警察組織のなかで、刑事という職業を巡り葛藤することも。

矢沢英明(やざわ・ひであき) ……… 田口浩正(たぐち・ひろまさ)
警視庁捜査一課9係刑事。階級巡査部長。
持ち前の大らかな心で、コンビを組む変人青柳を受け止めて、聞き役やサンドバックに徹することも出来れば、時には厳しく叱ることもできる。
妻の矢沢早苗は売れっ子の漫画家。家庭では良きマイホームパパ。

早瀬川真澄(はやせがわ・ますみ) ……… 原沙知絵(はら・さちえ)
東京都監察医務院に勤務する監察医。
事件遺体に関する臨床例を求めて大学の法医学研究室から転職した法医学者。その動機はどうやら近親者の不審死らしいが、詳細は明かされていない。
遺体に関する徹底的なプロフェッショナル。度が過ぎて生身の人間より遺体とのコミュニケーションを大切にする変わり者。
女同士、そして友達がいないもの同士、志保とは時に飲みに行く仲になった。

石川倫子(いしかわ・みちこ) ……… 中越典子(なかごし・のりこ)
パティシエ。加納倫太郎の実の娘。
直樹と出会い、好感を持つが、亡き母を苦しめた父・倫太郎を恨むが故、警察官が大嫌い。母の旧姓を名乗っているのもそれが理由。父と和解したとはいえ、距離を置いている。自宅マンションが火事になり、前シーズンから直樹とルームシェアすることになる。


【スタッフ】

(脚 本)
深沢正樹 真部千晶 岡崎由紀子 瀧川晃代 徳永富彦 ほか
(音 楽)
(ゼネラルプロデューサー)
松本基弘(テレビ朝日)
(プロデューサー)
山田兼司(テレビ朝日)
金丸哲也(東映)
丸山真哉(東映)
(監 督)
長谷川康 新村良二 杉村六郎 吉田啓一郎 ほか
(制 作)
テレビ朝日
東映

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