悪についたり善についたり、ポリシーがあるのか無いのか一見つかみ所のない直也。でも、最も情熱的に生きて来たのも、また直也なのかも知れません。そんな直也を1年間演じ切った唐橋さんが、独自の直也分析を最後に披露してくれました。じっくりお読み下さい。
別れはいつも淋しいよ
でも直也は皆の心の中に永遠に…
―― 直也の1年・・・
唐橋
直也以外の登場人物、巧、真理、啓太郎、勇治、結花など・・・他の人は全員、成長物語として描かれているんじゃないかな、なんて考えてます。つまずいては成長し、またつまずいては成長している。だけど、直也に限っては、『回復物語』なんですよね。つまり、直也だけは、夢を追いかけていた昔の直也に戻っていかなければならない。夏の終わり頃には、そんな使命感が生まれました。物語の進行に合わせて、破綻して苦しんで、そして自分を見つめ直す。ぐるり一周すれば直也はOK。直也の人生って円をしっかり描けるようになる事が目標なんですね。唯一スタートの時点で夢を見つけていた人間ですから。クランクアップを迎えた今、直也は1年間を通して、最初の自分を確かめるように、キチンと戻れたと想います。
―― 唐橋さんの1年・・・
唐橋
随分明るくなりました(笑)。直也という、今まで演じた事のなかったハッチャケた役柄に自分が引っ張られるように、人と色んな話しをするようになりました。直也は、かなり挑戦した役だったんです。そもそも僕は考え込む人間だから、役とケンカしちゃわないように、自分に寄せたり離したり…役作りは愉しかったですよ。また、幸運にも怪我もせず、病気がちのボクが(笑)元気にアップを迎えられたことはホントに良かった。心労面で辛い時も、監督のカッチョイイ言葉やスタッフさんの暖かさで元気を頂いたし。現場に行けば元気が出るなんて思いもよらなかった。ファイズの撮影現場に入ると不思議と心身共に調子が良くなるんですよね。撮影の後半では、「こんな恵まれた環境は、もうないんじゃないのか・・・」なんて、嬉しさと同時に淋しさも感じていました。
―― もっとも印象に残っていること・・・
唐橋
第7話・8話ですね。全てが、そこに帰っていきますから…。そうそう、「夢のかけら」と出逢ったのも第7話・8話ですしね。作曲者の幸塚さんが、私のサインを貰って下さった最初の方だったり…。懐かしいなぁ。あの曲は直也が作った曲で、慕った後輩がいつも練習していた、っていう設定、見抜いてましたか?何度も観ると、頷けますよ。
―― 今後の唐橋さん
唐橋
ファイズのような良い作品に巡り合えたらと思います。ファンタジーが好きなんです。グニースとかバックトゥザフューチャーとか大好き。いい意味で“作り物”で、現実には有り得ぬ世界を描いた作品に出演してみたいです。役柄としては…う〜む、与えられた役を精一杯…かなぁ。
―― 視聴者のお子さまへ・・・
唐橋
仮面ライダー555が終わるのは悲しいけれど、「この続きがあったら良いのに…」とか「僕だったら、こんな続きにしたいな!」とか。そういう気持ちを決して忘れないで。「仮面ライダー555 パート2」は、みんなが大人になった時に作ってくれたらうれしいな!その時まで、みんな元気で。そして今日まで本当にありがとう!!
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